2つのWMA (2つのWMA )
証券用語でWMAというと週間移動平均(週足)と加重移動平均とがあり、どちらもテクニカル分析には欠かせないものです。
週間移動平均は過去からのトレンドを大まかに掴むにはとても有効な手法で通常は週足月足13週足26週足等複数の線で分析を屋内ます。週足が13週線を下から突き抜けるゴールデンクロス等は有名ですが、長期線は抵抗線の役割があり、ゴールデンクロスの逆のデッドクロスになったリーマンショックの時などは一気に突破され、どん底に落ちてから26週線が抵抗線となり、アベノミクスを迎えるまでなかなか突破できなかった等心理的に大きなインパクトを与えることもあります。
週足のことをSMA(単純移動平均)と呼ぶこともあります。
したがって本来WMAというのは加重移動平均のことをいいます。
加重移動平均は単純移動平均とことなり直近の価格に比重を置いているので相場の動きに早く反応できる利点があります。トレンド転換を早めに確認できれば勝利は間違いありませんがダマシが多く注意が必要です。