T(Trade Date) (T(Trade Date) )

T(Trade Date)とは約定日という意味です。日本の株式市場では約定日と決済日が違います。通常株式が売れた3日後が決済日です。 T+0、T+1、T+2、T+3という言葉もあります。T+0は約定日と決済日が同じ日に行われる事をいい、T+1は約定日の翌日に決済日が来る事ですが、T+0もT+1も例外を除いて日本では行われていません。T+2は約定日の2日後に決済日が来る事ですが、これは日本国債の取引等の場合で、T+3は約定日の3日後に決済日がくるもので、これが日本の株式取引や社債の取引で用いられているものです。 日本の株式は以前は約定日の4日後が決済日でしたが1日短縮されて3日後になりました。 日本の株式市場には差金決済と言って、同一受け渡し日に同じ銘柄を複数回現物売買する事が出来ません。例えばある株式を1回買って、すぐに売って、もう1度同じ銘柄を買っても今度は売れません。3日後に決済が終了しないと売却できない決まりが日本にはあるのです。