下げ一服
下降相場が一旦停滞して踊り相場になることを下げ一服と言います。
もともと一服とは、株式相場の動きが一時的に止まって、小康状態になることを表して、普段日常会話でも使用している一服と似たような意味を持っています。普段の生活でも何か物度とに対する行動を行って一段落ついた時に、ちょっと一服といって小休止をとりますが、それと似ています。
株式市場でも、目立った値動きをしていた株価が落ち着きを見せた時の状態を一服と言い表現します。
株式相場においても、悪材料等によって下落傾向になったとしても、際限なく下げ続けていくことはなく、いつかは下げが止まるものです。そのタイミングを見計らうために、そのような一服の状態が発生します。
下げ一服の状況で再度判断されて、更に下げが継続するのか、下げ止まるのか、または下げたことに対して下げ過ぎたと判断されて反発して上昇する場合もあります。
その踊り相場が発生することで傾向を見直すために機会になっています。