動意

動意とは、株式相場においてそれまで株価に動きがなかった状態から、少しずつ動き始める状態を表現する場合に使用される株式用語のひとつです。主に株価が上昇し始める際に使用されます。 例えば、「動意づく」などと表現され、この場合株価は少しずつ上昇を始めた状態を意味します。また、「動意薄」などと表現される場合は、株式の売買が停滞気味で株価にあまり動きが見られない状態を意味します。 株価は、何らかの材料(ニュース)や思惑で、動き出しますので、特段材料(ニュース)や思惑がない場合は、売り注文も買い注文も少なく、相場が停滞することがあります。このような場合を「模様眺め」などと表現します。 今まで株価に動きがなかった銘柄において、少しずつ出来高が増え、株価が上昇し始めた場合は、要注意です。これは、何らかの好材料(良いニュース)や思惑から投資家が買い始めたことを意味します。この動きを察知した他の投資家がさらに買い始めると、買いエネルギーを増し、株価はさらに上昇し、うまくいけば大相場へと発展する場合もあります。