味付け買い (あじつけかい )
株式相場全体が低迷している環境において、相場を活気付けるために買ったり、銘柄の人気を盛り上げるために買ったりすることを味付け買いと言います。
市場に活気がないと日本経済自体にも影響して重い状況になりがちです。それを払しょくするために恣意的におこなう買いつけです。売買ではなく、買う手法になるために相場操作に当たらないです。
相場が低迷しているときに、機関投資家がよくやる手法で、機関投資家が動くため、相応の出来高になり、それを見た他の投資家や個人投資家も一緒に連れて買いに走ることがあります。
この機関投資家の買いによって、買いを呼ぶことが狙いです。これにより多くの投資家が市場に参加して、味付け買いした銘柄以外にも多くの買いが入り、商いに活気をもたらします。また多くの出来高ができることで、市場参加者が市場のエネルギーを感じて、更なる投資を促すことになります。
そのような導火線的な働きがあるのが味付け買いです。