株の連続注文 (かぶのれんぞくちゅうもん )
株の連続注文について、ご説明します。
まず、あなたがある会社の株がほしいと考えたとします。けれども、それを実行するためには時間と資金が不足していたとしたらどうでしょうか。その時にこの注文方法を利用するのです。保有している別の銘柄が、売れた場合に限り、同日その売却代金で、あらたにほしい銘柄の買い注文を行うことができるというものです。
具体的に言えば、仕事に行く前に連続注文を発注します。その際、保有している株をいくらで売りたいという指値で売却注文の発注と、その株が売れた場合にそのまま連続で、ほしい株を成行買いで買えるよう、その注文も発注しておくのです。成行買いですと、自然の流れで買うことになるので、あなたの希望している金額とは異なるかもしれません。しかし、仕事を終え帰宅すると、あらたにほしい株が保有していた株を売却した残金で、購入できているということになるのです。
連続注文を活用すれば、仕事をしている間でも、いろいろな条件で株の売買ができ、また、少ない資金で運用ができるという利点があるでしょう。