増額修正

公表していた業績見通しがよい方向になった場合に修正することを増額修正といいます。 増額修正を発表できるのは一般的に株式公開企業になります。いわゆる上場企業です。 業績見通しを発表していた企業ということが前提です。 また、株式公開企業はディスクロージャーいわゆる情報を開示することが義務づけされています。 決算の見通しに変化が起きた場合には速やかに開示するごとが必須であり、良い変化である増額の場合であっても悪い変化である減額であってもしなくてはなりません。このような業績の修正の見通しは経済新聞などに掲載されているので株式関連に携わっている方の参考のひとつとなります。 増額修正の場合の株価への影響部分は経常利益と税引き利益が主ですが売上高や営業利益に関してもかかわってきます。ちなみに悪い方向への修正のことを減額修正といいます。この業績の修正見通しの発表が多くなってくる時期としては本決算や中間決算発表の少し前です。