季節銘柄
上場会社の中には、特定の季節に強い会社があります。逆に、特定の季節に弱い会社もあります。
季節によって、株価に影響が出る株は、季節銘柄と呼ばれています。
一見すると、季節によって株価が上がると思われる株については、その季節までに買い、株価が予想通りに上がって売ってしまえば利益が出るはずです。ただ、考えていることは皆同じですし、予想が反してしまうリスクももちろんあります。
そこで、リスク回避についてを考えますと、株の中には、Aが上がればBが下がる、Bが上がればAが下がる、というように、相反している株が存在しています。
それを考えると、季節によって良くも悪くも影響を受ける季節銘柄は、まさに相反している株と言っても良く、季節銘柄を幅広く持つことは、総体的にはリスクが小さくなることを意味します。
また、1銘柄だけに的を絞るのではなく、色々な関連銘柄のデータを集め、集めたデータを見比べてみると、意外な発見をするかもしれません。