ベア型ファンド
ベア型ファンドは投資対象の先物を利用して、相場が下げた時に1倍から3倍の利益が出るように先物を売り建てているファンドです。それで投資対象になる先物には株価指数先物や債券先物や為替先物が有ります。ベアとは熊が立って相手を威嚇する時に爪が下を向いているから、下げを表すのにベアを使うようになりました。
そしてベア型ファンドは現物では無く先物を利用していますから、限月ごとに乗り換えていかなければならず、その都度手数料を払って乗り換えていきます。だから乗り換えの度に手数料を払うので、その都度ファンドの資産が減ることになります。さらにレバレッジが効いているときは、予想が外れるとその分損失が拡大します。だから損失を拡大するリスクが有ることを考えて購入する必要が有ります。
投資信託は今までは買いだけでしか利益を出すことが出来ず、下げ局面では何も出来ませんでした。それがベア型ファンドが出たおかげで下げ局面でも利益を出すことが出来る投資が出来るようになり、前よりも投資がしやすくなりました。