もみ合い

株式市場で株価がもみ合うという現象が起きますがこのもみ合うとは何かを今回解説したいと思います。 株式相場がある範囲内で上下を繰り返して上昇するか下降するか全く見当が付かない状態の事を言います。いわゆる方向性に欠けるという表現がよく使われていると思います。 よく東京証券取引所で前場は日経平均株価がもみ合って方向性に欠ける展開となっているような報道がされていますがこのような状態の時に株価が小幅に上下動を繰り返しているまさにその時になります。 しかし、このようなもみ合い現象がしばらく続くとどちらかの方向に動き始めると急激に上昇するかもしくは下降する現象となることが大きいです。 もみ合っている最中は買い圧力、売り圧力どちらも薄い状態になるようで相場は閑散しているような現象になります。しかしいったん買いもしくは売りに傾くと買いが買いを呼んだり売りが売りを呼ぶ状態にもなりますので相場の流れは非常に難しいです。