上げ足 (あげあし )
株式用語の一つで、その株の相場が些細な悪材料に影響を受けることなく上昇し続ける傾向にあることを示し、この過程での踊り場であることも意味します。
株価の動きを示すチャートを観察する期間によって「日足」「週足」「月足」「年足」と傾向が変わりますが、一般的には短期間での株価の上昇で使われることが多いです。
チャートが急激に右肩上がりになった(急カーブで上昇した)とき、「上げ足が速い」と言い、株価の上昇スピードが速いことを表します。チャートが緩やかな右肩上がりの場合は、株価の上昇スピードが遅いため、「上げ足が鈍い」と言います。これとは逆に、株価が下がっている時を「下げ足」と表します。
また、好材料によって順調に上げ足が進み、天井がなく雲一つない青空が見えるように、株価が過去最高値を上回っても更にどこまでも上昇しそうな状態のときを「青天井」と言います。最高値を更新し続け、ピークがわからない状況を表します。