陽線の説明

陽線とは株式用語のひとつであり、チャートの中に描かれる形のひとつを意味します。それは、一本の線において終値が始値よりも高い状態を表すものとなります。そしてその線は、安値と高値の中に始値と終値で囲まれたボックスを描き、その中は白くします。 これが黒いと陰線と呼び、逆に終値が始値よりも低いことを表すことになります。陽線は相場の強さを意味し、陰線は逆に弱さを意味します。 このふたつの線の組み合わせの形によって相場の強さや弱さを判断することになります。昔からそれを様々な型と呼んで売り買いの判断の材料としてきました。 このチャートの形は日本独自のものであり、アメリカにおけるチャートとは異なるものとなります。アメリカのチャートには無いこの陽線と陰線があるおかげで、相場の強さを資格的に判断することができるというわけです。売買手法においてチャートを重視する人にとっては、この線の組み合わせからなる型を重視して判断するケースが多く見られるものです。