日柄

一般的には大安や仏滅など、その日の吉兆を表すいわゆる「お日柄」ですが、株取引での「日柄」は何かの材料が出て、株価が上昇、下落を始めてからの日数を指します。 例えば、銘柄にとって何か悪材料が出たとします。当初は高値でつかんでしまった人の損切や、トレンドが変わったことによる利益確定の売りなど、銘柄を手放したい投資家が多く売り注文が厚く重なります。そのため株価が下落していく訳ですが、しばらくの間は前述のような注文が解消されず下降トレンドが続いていきます。この期間を指して「日柄」や「日柄調整している」と表現します。 この日柄が長くなってくると「そろそろ売り注文も落ち着いて上昇トレンドに切り替わる土壌が整ってきている」というように判断されることになります。