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ビギナー[外貨預金]
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ビギナー[外貨預金]
ビギナー [ 外貨預金 ]
- 外貨預金の基本的内容を説明してきましたが、ここで一般の円預金と外貨預金の違いを改めて整理することとします。取り扱う銀行で自由に商品設計ができる「自由金利商品」ですが、留意すべき点を中心に考えてみましょう。
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預金保険対象外の商品です…
- 国内銀行の扱う円預金については、銀行が万が一倒産しても一定金額(合計1000万円迄)は保護される制度(=預金保険制度)の対象となりますが、外貨預金に関しては、自由に設計できる商品でもあり保護の対象とはならない点が最大の相違点です。預け入れた銀行は絶対につぶれないという神話は既に崩れており、これから先もずっとつぶれることはなく大丈夫ですとは言えないのが現状です。円預金と比べると金利も高く、為替相場の状況によっては元本が増える可能性もありますが、どの銀行を選択するかはお客様個人の判断によるしかありません。
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金融商品の3つの基本から考えると…
- 金融商品には「安全性=預け入れた元金が確実に戻ってくることを意味しており、元本が保証されている」「流動性=お金が必要となった時には直ぐに引き出すことができる」「収益性=高い収益=儲けが期待できる」という3つの要素があり、それぞれの関係は相反する関係にもあります。
- これらの関係を外貨預金と円預金で考えると、外貨預金は、環境や状況によっては高い収益を期待することはできますが、一方で元本を割り込む可能性もあり、且つ預金を引き出すとしても事前の連絡が必要だったり、引き出せない期間や中途解約が出来ないものもあり、収益性は高いが安全性と流動性という面では劣る商品です。
- 一方、国内の円預金は、低金利が続いており収益性は非常に低いですが、預けた元本を割り込む事はなく、預け入れた銀行が倒産しても一定の金額は保護されており、また、お金が必要になった場合は、約束した利息は確保できませんが基本的には何時でも引き出すことは可能であり、収益性は見込めないが、安全性と流動性は確保された商品といえます。
- 重要なポイントは、安全性と収益性は相反する関係にあるため、収益性の高い商品を選択する場合は、元本割れする危険性を常に含んでいることを念頭に置く必要あるのです。
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利息の計算方法が違います…
- 円預金の場合、利息を計算する際には「365日」を基準に計算しますが、外貨預金の場合は「360日」を基準に計算するケースもありますので、僅かですが利息に差が生じます。
- 仮に、100万円を金利3%で6ヶ月間(=183日)預けた場合の利息を計算してみますと、
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- 円貨基準…1,000,000×0.03×183÷365= 15,041,096円
- 外貨基準…1,000,000×0.03×183÷360= 15,250,000円
- 通常、利息は運用する外貨額で計算し、交換レートである為替相場により円換算することとなりますが、通貨により計算基準が異なる為留意する必要があります。
- ※360日基準の国・・・米国、カナダ、オーストラリア、ドイツ、フランス等
- ※365日基準の国・・・日本、香港、台湾、イングランド、タイ等
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