値幅制限

値幅制限は株式を売買するにあたって、株価の急騰や暴落といった急激な動きを防ぐために設定される制限です。1日の株価の変動幅を、前日の値動きによって制限します。 その銘柄の要因のみならず、社会情勢の大きな混乱や事件などがあった場合には需給関係が一方に偏って、株価が大きく動くことがあります。このような場合には、投資家として、投資判断を間違ったりする可能性があります。また市場自体が混乱する可能性もあります。 そのようなことがないように値幅が制限されます。 例えば、株価が100未満の場合には変動幅は上下30円、500円未満の場合には上下80円となります。 この値幅制限の上限まで株価が上がることをストップ高といいます。逆に下限まで下がることをストップ安といいます。 それぞれストップ高になった場合には、その日のうちにそれ以上の株価になることはなくて、同様にストップ安になった場合にはそれ以下の株価になることはないのです。