受渡日 (うけわたしび )

株の売買においては、受渡日について注意しておく必要があります。 売買を行う日を「約定日」と言います。しかしながら、この日に株を買ってもまだ保有していませんし、売った場合は代金をまだ受け取っていません。 売買が行われた約定日から4営業日目に、買った場合は株を受け取り、売った場合は代金の現物を受け取ります。この現物を受け取る4営業日目のことを「受渡日」と言います。 土曜日と日曜日、そして祝日は休業日となるために、4営業日の中には含まれず、例えば木曜日に売買が行われたならば、現物を受け取る日は火曜日です。なお、売買の日は1日に換算されます。 受渡日が問題となるのは、配当金や株主優待を受け取る日です。その日までに株を保有していないと、株保有者とはならないために、受け取れません。 よって、配当金や株主優待を考えて株を取得しようとする場合は、その日を頭に入れ、さらに4営業日のことも頭に入れた上で、注文しましょう。