価格帯別出来高

株式関連用語の解説をしたいと思います。皆さんは株式の取引において、チャートは活用しているでしょうか。チャートに強くなる一つの要素として価格帯別出来高という言葉があります。しっかり理解していきましょう。 この言葉の意味としては過去に売買が成立した株数を価格帯毎に集計したものをさします。一般的にどのように表されるかというと、株価チャートの右側にチャート表示されている期間内の出来高が棒グラフで表されています。 では、この価格帯別出来高はどのように活用していけば良いのでしょうか。ポイントとしては、株価の上げ止まり、下げ止まりとなる価格帯はどこなのかを見つけるのに使用します。出来高の多い価格帯は、過去に売買が多かったということを表しています。 出来高が多い価格帯というのは投資家達の心理的な抵抗ラインになりやすいため、株価の上昇や、下落が止まることが多いのです、価格帯別出来高だけでどこが買いなのかを図ることは危険ですが、一つの指標として知っておくと役立ちます。