時価総額

株式投資でよく時価総額という言葉が使われますが、時価とは株価がその日の市場での価格の事を時価と言い、総額はその時価に発行済みの株式数を掛けた数字の額のことを言います。 その数字がどうして気にされるのかというと、単純に株価で企業の価値が評価されますが、それぞれの企業の株価には開きが有って、株価だけでは比較が難しいという問題が有ります。それで株価に発行済み株式数を掛けて、その総額で個々の企業の市場での価値を表し評価する為に、時価総額が使われるようになりました。 前までは株価が高いというだけで、企業の価値が高いと評価されましたが、時価総額で判断するようになって、株価が低くても発行済み株式数が多ければ、それだけ企業価値が高いと、企業の価値が正当に評価されるようになりました。 そして企業の市場での価値が正確にわかれば比較しやすいし、比較の信憑性も高まります。そして外国企業とも比較して評価をすることが出来ますから、評価方法としては効果的です。