四本値

四本値とは株式用語で日中の株式の値動きにおける4つの値段を表しています。つまり、始値と高値、安値と終値です。チャートを描く際のローソク足を構成する値段となるわけです。 値動きを分析する上でこの四本値は大切な意味合いを持つことになるわけですが、たとえば始値より終値が高い陽線は強い相場を意味すると捉えられることになります。逆に陰線となった場合には弱気を意味し、さらにその陽線と陰線の組み合わせによっても様々な値動きの傾向を示すものとして色々な型がつくられることになります。 さらに、高値と終値が同じであったならばさらに強い相場を意味することになりますし、逆に終値が安値と同じであればかなりの弱気相場を意味することになるわけです。 このように、この四本値が構成するローソク足は様々な情報を持つものとなり、投資を行う上で参考にされることになります。そして何よりもそれが視覚的に分かりやすいという特徴を持つものとなります。