移動平均線乖離率 (いどうへいきんせんかいりりつ )
株式の売買についてのお話をします。株式の売買に強くなるためにはまず、チャートに強くなることが必須です。その際に移動平均線乖離率という言葉が出てくることがあります。
そもそもどういった意味なのでしょうか。
「移動平均線乖離率」とは株価自体が移動平均線からどの程度離れているのか、乖離しているのかを見る指標として使われています。前提として株価というものは上がりすぎると下がり、下がりすぎると上がるという性質を持っています。この性質を前提に考えて、投資家達は、その株価が下がっている場合、売られすぎていて割安だと考えて買うというものです。
では具体的にどの程度乖離していれば、割安だと感じるのか。それを図るものが移動平均線乖離率です、この乖離率を見るために、日足チャートで25日の移動平均線を見たり、週足チャートの場合ならば26週の移動平均線を使用して判断することが一般的です。このチャートを見て、過去の傾向から乖離が大きいのかどうかを判断し、買いかどうか判断するのです。