丸坊主
株用語の丸坊主について簡単に説明しましょう。上にも下にもヒゲがないローソク足を指します。
そもそもローソク足が何か分からない方のために、説明しておきましょう。ローソク足は日本のチャートの代表例であり、4本値(始値・終値・高値・安値)を使用したものです。数あるチャートの中でも精巧に工夫されている罫線です。このローソク足で上下に伸びている線のことをヒゲと呼びます。上昇しそうになったけれども利益確定売りに押されて下がってしまった場合や、下降しそうになったけれども押し目買いに押されて上がった場合などに現れます。
先ほど説明したローソク足にこの現象が現れた場合、相場によって二つの意味合いがあります。まず下降トレンドや底値圏のときに陽の丸坊主が現れた場合は買い時である場合が多いですが、上昇トレンドや天井圏のときに陰の丸坊主が現れた場合売り時であることをします場合が多いです。
このように株や為替のチャートを見る場合、その時々に出現する特徴的な形を参考にすることが大切です。