大発会
大発会とは、株式市場において証券取引所における1年のスタートである寄付き日である初日に行われる取引営業日のことを言います。
通常、初日は手締めと言われる各界から大物ゲストを呼び、催事として行なわれ、催事をこのように呼ぶことから派生して初日営業日そのものも大発会と呼ぶようになりました。
この言葉の逆の概念として、大納会というものもあり、証券取引所の最終営業日をこのように呼びます。
2000年からは、一般人の参加も認められ、厳正な抽選により当選した人のみにこのイベントに参加する権利が与えられます。
大発会の傾向として、株価は乱高下することが多いため、利益確定により新年のスタートとなるお年玉ともなるご祝儀相場となることがあります。
また、これには大納会で手仕舞いとして利益確定で先行した売りの反発として一気に買いが先行することが大きな原因としてあり、これにより投資家が新年の祝儀として利益を得るもので、大納会での株価が大きく影響するものです。