ストキャスティクス

ストキャスティクスは、RSIに似ていて、買われ過ぎ、売られ過ぎに着目したテクニカル分析です。 例えば、100円の底値から上げ下げを交えながら10日間上昇したとして、その時に120円近くで推移していたとすれば、10日間という期間の20円という値幅の中で、その10日目の終値は20円という値幅の上限の近くで終わるわけです。こういった習性を利用したのがストキャスティクスです。 またこの分析では、%Kと%Dと呼ばれる2本の線が重要になります。 %Kとは、終値から期間中の最安値を引いた値を、期間中の最高値から期間中の最安値を引いた値を割合で表現したものです。%Dは、この%Kを移動平均化したものです。この%Dを使った売買シグナルとしては70%以上が買われ過ぎ、30%以下が売られ過ぎと考えます。特に80%以上、20%以下で%Dが反転するときは有効であるといわれています。また、価格と逆行もひとつの目安になります。