アールスクエア (あーるすくえあ )
株式関連用語について今回はお話いたします。しっかり理解を深めていきましょう。株式用語でアールスクエアという言葉があります、みなさんは聞いたことがあるでしょうか。この言葉の意味は日本語で決定係数と呼ばれるものです。
何を表すかというと、目的変数が説明変数によってどれくらい説明できるのか、を統計的に表す意味を持ちます。0から1までの値をとって、1に近いほどその説明変数で説明できることができます。表記ではR2と表されることもあります、それは重相関係数(R)の2乗であることからきています。
ファンド評価においては、パーラモデルなどの統計モデルで分析する場合に出てくることがあります。ファンドの騰落率は市場全体の動きや業種など、様々な要因で説明をされますが、これらの要因で説明された割合が決定係数となります。
そして説明されなかった部分については個別銘柄要因とされ、値が1に近ければ近いほど、個別銘柄のリスクが小さいということができます。