外貨MMF

外貨MMFとは、外貨建てのマネー・マネージメント・ファンドのことで、ユーロ建て、米ドル建て、オーストラリアドル建てなど、いくつかの種類があり、債券を中心に運用されています。 たとえば、証券会社で、日本円から外貨建てMMFを購入し、運用するとします。気をつけることは、為替の変動の影響を受けることや、運用会社によって、僅差ですが、運用実績に差があることが、挙げられます。利回りでみれば、ここ、20年以上、日本の金利は低く、外貨建ての利回りは、高い状態で来ています。 円高の時に、円から米ドル建てのMMFを購入すれば、米国の金利(日本より高い)のメリットと、円安になったところで売却(円に戻す)すれば、為替の差益も得られます。逆に、円安の時に購入し、円高で売却すれば、利回りが高くても、為替差益で、マイナスになることもあります。 外貨建てMMFは、短期的な満期はなく、いつでも購入でき、いつでも売却できます。 受け渡しは、株式と同じで、4日かかりますから、購入は4日後の入金、売却は、4日後の出金となります。