アイフィスジャパン

アイフィスジャパングループは、同社および連結子会社6社（キャピタル・アイ、アイフィス・インベストメント・マネジメント、東京ロジプロ、アイコス、プロ・サポート、インフォーテック）、関連会社1社（上海凱懿商貿）から構成される。【事業内容】同社は創業以来、証券調査レポートに関連する電子媒体と紙媒体の両方でのサービスを提供することで、ユニークな金融情報ベンダーとしての地位を築き上げてきた。上場企業および投資信託のディスクロージャーといった会社法・金融商品取引法関連の金融・財務ドキュメント分野でのサービスも開始した。現在、証券会社、機関投資家、上場企業が利用、ウェブ、電子メール(Ｅ－ｍａｉｌ)、Ｆａｘ、動画、印刷などのあらゆる情報伝達媒体をカバーした情報提供・情報処理サービス事業を展開する。同グループの事業の種類別セグメントは、投資情報事業、ドキュメントソリューション事業、ファンドディスクロージャー事業、およびＩＴソリューション事業に分かれる。投資情報事業は、機関投資家、証券会社、メディア(個人投資家)市場に対して、証券調査レポートを一覧で見やすく表示し、検索機能も充実させた調査レポート電子書庫サービスであるIFIS Research Managerを開発し、ナリストが予想するレーティング(格付け)、売上高、営業利益、経常利益、当期利益等の業績予想数値をデータベース化し、アナリストの数値の合計をアナリスト数で除すことにより、その平均値、いわゆるコンセンサスを算出し、IFIS Consensusを提供する。また、個人投資家向けアプリケーション・サービス・プロバイダー（ＡＳＰ）サービスを提供する。ドキュメントソリューション事業は、証券会社、機関投資家および上場企業の投資家向け広報活動（ＩＲ）部署に対して、証券・生命保険資料の印刷・配送、ＥＰＲＥＸ（Electronic Printing Express）、Ｅ－ｍａｉｌ・Ｆａｘ同報配信、IFIS IR Manager、IFIS Research Manager、IFIS Consensus Manager、ＩＲ資料印刷・配送、ＩＲコンサルティング等のサービスを提供。ファンドディスクロージャー事業は、機関投資家の中でも投信会社に特化して、目論見書等を編集・印刷・配送するほか、同社では、投信会社がファンドの設定・運用にあたって届出が義務付けられている有価証券届出書や有価証券報告書等の開示書類に関するＥＤＩＮＥＴ届出用のHyperText Markup Language（ＨＴＭＬ）ファイル作成サービスを提供するＥＤＩＮＥＴ関連サービスを展開する。ＩＴソリューション事業では、金融機関や事業会社及びシステムインテグレータなどに対して、金融ソリューション、ビジネスソリューション（企業経営を支える基幹業務アプリケーション）、およびマイグレーションサービスを提供する。同社はまた「W2P クラウド」「楽だね online」等のサービスを運営するメディアプラットフォーム事業に従事する。