ティムス

ティムスは、主に医薬品の研究・開発・製造・販売を行う。【事業内容】アカデミア等の研究機関等の研究開発成果を基盤とした医薬品候補物質の研究開発を行う。現在のパイプラインは、ヒトが体内に有する酵素の一つである可溶性エポキシドハイドロラーゼ（sEH）を標的とした医薬品候補物質により構成される。sEHを阻害することで「抗炎症作用」が得られることが分かって、様々な炎症性疾患を対象としてsEH阻害剤の開発を進める。リードパイプラインであるTMS-007は、sEH阻害による「抗炎症作用」に加えて、プラスミノーゲンに作用することによる「血栓溶解作用」も有して、急性期脳梗塞を対象とした臨床開発が進められる。また、後続パイプラインのTMS-008は、様々な炎症性疾患を適応として開発が進められて、現在、非臨床試験を実施中である。