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20日の香港市場概況:ハンセン指数は4日続落、地政学的リスクなどを警戒

配信日時:2026/01/20 18:27 配信元:FISCO
*18:27JST 20日の香港市場概況:ハンセン指数は4日続落、地政学的リスクなどを警戒 20日の香港市場は4日続落。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比76.39ポイント(0.29%)安の26487.51ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が39.69ポイント(0.43%)安の9094.76ポイントで引けた。

米大統領によるグリーンランドを巡る欧州への追加関税示唆を受け、地政学リスクと貿易摩擦への懸念が強まり、投資家心理を冷却したことが売り圧力を強めた。市場全体にリスクオフの流れが広がり、外部環境の不透明感が重しとなった。

ただし中国経済の堅調さを示す指標もあり、2025年の国内総生産(GDP)成長目標「5%前後」が達成されたことが下値を支える要因として意識される場面もあった。またハンセン指数の一部セクターでは買い戻しも散見され、軟調ながらも一部で局所的な下支えがみられた。終盤はリスク回避姿勢が強い一日となり、取引を終えた。

ハンセン指数の構成銘柄では、医薬品セクターの下落が際立った。ウーシー・アップテック(2359/HK)は4.1%安、イノベント・バイオロジクス(1801/HK)は2.5%安、ハンソー・ファーマシューティカル(3692/HK)は2.4%安と軟調。

情報技術セクターでも下げが目立ち、シャオミ(1810/HK)は2.9%安、サニー・オプティカル(2382/HK)は3.3%安、SMIC(981/HK)は3.0%安と大きく下落。米中貿易摩擦への懸念が再燃し、米国の対中政策への警戒感からテック株への売りが広がった。その他、不動産や通信分野でも軟調な銘柄が続出し、幅広いセクターで売り優勢の展開が続いた。

反面、内需・消費関連銘柄は堅調な推移となり、ポップマート(9992/HK)は9.4%高、チャイナ・リソーシズ・ミックス(1209/HK)は2.6%高、華潤置地(1109/HK)は3.7%高と上昇した。国内需要の持続性に対する期待が高まり、好業績を背景に一部銘柄に買い戻しが入ったことが支援材料となった。

本土市場は小反落。主要指標の上海総合指数は前日比0.01%安の4113.65ポイントで取引を終えた。

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