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ハークスレイ Research Memo(4):中食、店舗アセット&ソリューション、物流・食品加工の3事業を展開(2)
配信日時:2025/12/12 11:04
配信元:FISCO
*11:04JST ハークスレイ Research Memo(4):中食、店舗アセット&ソリューション、物流・食品加工の3事業を展開(2)
■ハークスレイ<7561>の事業概要
2. 店舗アセット&ソリューション事業
店舗アセット&ソリューション事業は、TRNグループが飲食店運営事業者を中心に店舗リースなどの各種ソリューションを行う店舗ビジネス、店舗リーシングなどによる商業用不動産のバリューアップを行う店舗不動産ビジネス、外国人採用支援サービス・ハイキャリア人材支援サービス、洋菓子店やベーカリー業界向けITソリューション、パーティー・イベント用品レンタルなど多種の事業を提供している。
主力となるのは店舗流通ネットによる店舗リース・管理で、不動産オーナーから賃貸した飲食店向けなどの店舗を借り手となる事業者に転貸するサービスである。TRNグループによる出店支援総数は2000年の事業開始以来4,000件を超え、駅前好立地の物件を多く確保している。店舗リースは造作購入代金・保証金・改装費用を同社が負担するスキームで、事業者の初期費用やリスクを軽減する仕組みを揃えている。店舗不動産の管理テナント及び店舗リースの取引店舗数は、2025年10月時点で1,016店舗である。取引店舗数はストック収入の源泉となっており、毎月伸長している。また、管理を受託した物件や自社所有物件のリーシングも行う。所有物件はリース期間満了後に販売することも、ねらいの1つである。2026年3月期中間期の販売実績は1件(TRN立川)である。このように、店舗運営事業者などの顧客へ総合的な支援ができることが、同社の強みである。
店舗アセット&ソリューション事業のKPIとして、月次の店舗不動産の管理テナント数、店舗リースの取引店舗数を公開している。どちらの指標もストック型で蓄積する。それぞれ2023年4月以降、店舗不動産の管理テナント数は48店増、店舗リースの取引店舗数は46店増と着実に増やしている(2025年10月時点)。2025年10月時点の稼働店舗数(店舗不動産の管理テナント数+店舗リースの取引店舗数)は1,016店と1,000店の大台に乗っている。
人材採用ソリューション部門では、人手不足に課題を抱える飲食業・宿泊業・飲食料品製造業・農業・介護業・コンサルティング業等に向けて、中途・経験者採用支援、外国人採用支援、人材教育などのサービスも行っている。人材事業を一段と強化するために、2024年10月に分社化による新会社(TRNグループの子会社)TRN Global Career(株)がスタートした。外国人採用支援では、企業の求人依頼を受けて、東南アジアの人材を中心に紹介を行っている。求職者に対しては就職相談やビザの取得、日本語教育など様々なサポートを行っている。ベトナム及びインドネシアとは、政府機関や自治体・大学とパートナーシップ契約を締結しており、日本で活躍する人材の発掘や育成に取り組んでいる。
店舗アセット&ソリューション事業の直近の動向については、2022年3月期期初から「収益認識に関する会計基準」を適用し、2023年3月期よりセグメント変更(2022年3月期までは「店舗委託事業」と「店舗管理事業」)したことから、2022年3月期から2025年3月期の直近4期、2025年3月期中間期と2026年3月期中間期の動向を記す。
売上高は2022年3月期14,606百万円、2023年3月期11,842百万円、2024年3月期15,764百万円、2025年3月期12,190百万円、セグメント利益は2022年3月期1,868百万円、2023年3月期1,691百万円、2024年3月期1,956百万円、2025年3月期1,734百万円と、それぞれ推移した。2026年3月期中間期も前年同月比で増収増益となった。不動産販売は市況などによりある程度の変動はあるものの、おおむね増収増益トレンドとなっている。さらに飲食業界の人手不足を背景とした人材紹介ビジネス、POSレジシステム開発・販売など多角的な取り組みが着実に成果となって現れており、コロナ禍後、大型パーティーなども徐々に回復しているためパーティー用品レンタル事業も堅調である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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2. 店舗アセット&ソリューション事業
店舗アセット&ソリューション事業は、TRNグループが飲食店運営事業者を中心に店舗リースなどの各種ソリューションを行う店舗ビジネス、店舗リーシングなどによる商業用不動産のバリューアップを行う店舗不動産ビジネス、外国人採用支援サービス・ハイキャリア人材支援サービス、洋菓子店やベーカリー業界向けITソリューション、パーティー・イベント用品レンタルなど多種の事業を提供している。
主力となるのは店舗流通ネットによる店舗リース・管理で、不動産オーナーから賃貸した飲食店向けなどの店舗を借り手となる事業者に転貸するサービスである。TRNグループによる出店支援総数は2000年の事業開始以来4,000件を超え、駅前好立地の物件を多く確保している。店舗リースは造作購入代金・保証金・改装費用を同社が負担するスキームで、事業者の初期費用やリスクを軽減する仕組みを揃えている。店舗不動産の管理テナント及び店舗リースの取引店舗数は、2025年10月時点で1,016店舗である。取引店舗数はストック収入の源泉となっており、毎月伸長している。また、管理を受託した物件や自社所有物件のリーシングも行う。所有物件はリース期間満了後に販売することも、ねらいの1つである。2026年3月期中間期の販売実績は1件(TRN立川)である。このように、店舗運営事業者などの顧客へ総合的な支援ができることが、同社の強みである。
店舗アセット&ソリューション事業のKPIとして、月次の店舗不動産の管理テナント数、店舗リースの取引店舗数を公開している。どちらの指標もストック型で蓄積する。それぞれ2023年4月以降、店舗不動産の管理テナント数は48店増、店舗リースの取引店舗数は46店増と着実に増やしている(2025年10月時点)。2025年10月時点の稼働店舗数(店舗不動産の管理テナント数+店舗リースの取引店舗数)は1,016店と1,000店の大台に乗っている。
人材採用ソリューション部門では、人手不足に課題を抱える飲食業・宿泊業・飲食料品製造業・農業・介護業・コンサルティング業等に向けて、中途・経験者採用支援、外国人採用支援、人材教育などのサービスも行っている。人材事業を一段と強化するために、2024年10月に分社化による新会社(TRNグループの子会社)TRN Global Career(株)がスタートした。外国人採用支援では、企業の求人依頼を受けて、東南アジアの人材を中心に紹介を行っている。求職者に対しては就職相談やビザの取得、日本語教育など様々なサポートを行っている。ベトナム及びインドネシアとは、政府機関や自治体・大学とパートナーシップ契約を締結しており、日本で活躍する人材の発掘や育成に取り組んでいる。
店舗アセット&ソリューション事業の直近の動向については、2022年3月期期初から「収益認識に関する会計基準」を適用し、2023年3月期よりセグメント変更(2022年3月期までは「店舗委託事業」と「店舗管理事業」)したことから、2022年3月期から2025年3月期の直近4期、2025年3月期中間期と2026年3月期中間期の動向を記す。
売上高は2022年3月期14,606百万円、2023年3月期11,842百万円、2024年3月期15,764百万円、2025年3月期12,190百万円、セグメント利益は2022年3月期1,868百万円、2023年3月期1,691百万円、2024年3月期1,956百万円、2025年3月期1,734百万円と、それぞれ推移した。2026年3月期中間期も前年同月比で増収増益となった。不動産販売は市況などによりある程度の変動はあるものの、おおむね増収増益トレンドとなっている。さらに飲食業界の人手不足を背景とした人材紹介ビジネス、POSレジシステム開発・販売など多角的な取り組みが着実に成果となって現れており、コロナ禍後、大型パーティーなども徐々に回復しているためパーティー用品レンタル事業も堅調である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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