注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~半導体・AI関連株への資金流入を見極め~
配信日時:2025/12/02 09:18
配信元:FISCO
*09:18JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体・AI関連株への資金流入を見極め~
■半導体・AI関連株への資金流入を見極め
■伊藤園、2Q営業利益 3.2%減 139億円
■前場の注目材料:ファナック<6954>エヌビディアとAIロボ、製造現場革新
半導体・AI関連株への資金流入を見極め
2日の日本株市場は、前日の大幅な下げに対する自律反発を意識した押し目狙いの相場展開になりそうだ。1日の米国市場は、NYダウが427ドル安、ナスダックは89ポイント安だった。暗号資産の下落や円キャリートレードの巻き戻しなどのリスクが警戒され、売り優勢の展開だった。ISM製造業景況指数が予想外に悪化し、経済の成長減速懸念も重荷になった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比175円高の49475円。円相場は1ドル=155円40銭台で推移している。
シカゴ日経225先物清算値にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。米国では6営業日ぶりの反落となったが、NYダウは前週までの5日間で2000ドルあまり上昇していたこともあり、利食いは入りやすいところだろう。日経225先物はナイトセッションで一時49060円まで売られた後は買い戻されており、終盤にかけて49650円まで上げ幅を広げる場面もみられた。その後上げ幅を縮めたものの、ボリンジャーバンドの-1σ(49310円)を上回って終えており、-1σ水準での底固めが意識されやすい。
昨日の日経平均株価は25日線での攻防をみせていたが、日銀総裁発言で次回の金融政策決定会合での利上げ観測が高まるなか、先物主導で下へのバイアスが強まった。日経平均株価の下げ幅は一時1000円を超えており、-1σ(49265円)まで下押ししている。-1σ水準では強弱感が対立することになろうが、需給調整後のリバウンドを想定した押し目狙いのスタンスになりそうだ。
また、米国ではエヌビディアなど半導体の一角がしっかりだった。半導体・AI関連株への資金流入が再び強まってくるようだと、日経平均株価を下支えすることになるだろう。昨夕にはファナック<6954>がエヌビディアと提携すると発表した。AIを搭載したロボットを開発すると報じられている。同社への物色が強まるようだと、ロボット関連への波及も意識されやすいだろう。
■伊藤園、2Q営業利益 3.2%減 139億円
伊藤園<2593>が発表した2026年4月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比4%増の2624億7800万円、営業利益は同3.2%減の139億3400万円だった。リーフ・ドリンク関連事業においては、国内では盛夏期の記録的な高温や、北・東日本で例年に比べて降水量が少なかった影響により、「お~いお茶」、「健康ミネラルむぎ茶」ブランドの飲料製品を中心に売上高は堅調に推移した。営業利益は米国コーヒー豆事業の採算性改善があったものの、主原料である緑茶をはじめとする各種コストの上昇を受けて減益となった。
■前場の注目材料
・シカゴ日経225先物は上昇(49475、+175)
・米原油先物相場は上昇(59.32、+0.77)
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ファナック<6954>エヌビディアとAIロボ、製造現場革新
・THK<6481>ソニーGと、ヒト型ロボ向け駆動装置、計算通りに動作
・帝人<3401>旭化成と子会社統合、来年10月、繊維系商社事業を拡大
・川崎汽船<9107>国内造船7社連合、MILESと先進船設計協業
・伊藤忠<8001>米賃貸住宅開発と連携、5年で1500億円投資
・三菱電機<6503>新型衛星バス開発、薄型化でみちびき2機同時打ち上げ可能に
・不二家<2211>丸紅と、ベトナムに焼き菓子工場、現地・アジア向け販売
・ヨロズ<7294>トヨタと取引拡大、日産自動車に次ぐ第2の柱に
・サッポロHD<2501>関東-九州を専用フェリーで海上輸送、日産自動車と共同で
・ノリタケ<5331>CO2回収材開発、工場排ガスの冷却不要
・豆蔵<202A>三井化学と、中食工場向け盛り付けロボ開発
・BIPROGY<8056>MS365運用支援、安全・効率化
・浜松ホトニクス<6965>半導体製造向け膜厚計、5秒で全面測定
・NEC<6701>営業DX支援、AIで高品質な提案書作成
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・09:30 豪・7-9月期経常収支(予想:-133億豪ドル、前期:-137億豪ドル)
・18:30 南アフリカ・7-9月期国内総生産(予想:前年比+1.8%、前期:+0.6%)
・19:00 ユーロ圏・10月失業率(予想:6.3%、9月:6.3%)
・18:30 ユーロ圏・11月消費者物価指数(予想:前年比+2.1%、10月:+2.1%)
<NH>
■伊藤園、2Q営業利益 3.2%減 139億円
■前場の注目材料:ファナック<6954>エヌビディアとAIロボ、製造現場革新
半導体・AI関連株への資金流入を見極め
2日の日本株市場は、前日の大幅な下げに対する自律反発を意識した押し目狙いの相場展開になりそうだ。1日の米国市場は、NYダウが427ドル安、ナスダックは89ポイント安だった。暗号資産の下落や円キャリートレードの巻き戻しなどのリスクが警戒され、売り優勢の展開だった。ISM製造業景況指数が予想外に悪化し、経済の成長減速懸念も重荷になった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比175円高の49475円。円相場は1ドル=155円40銭台で推移している。
シカゴ日経225先物清算値にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。米国では6営業日ぶりの反落となったが、NYダウは前週までの5日間で2000ドルあまり上昇していたこともあり、利食いは入りやすいところだろう。日経225先物はナイトセッションで一時49060円まで売られた後は買い戻されており、終盤にかけて49650円まで上げ幅を広げる場面もみられた。その後上げ幅を縮めたものの、ボリンジャーバンドの-1σ(49310円)を上回って終えており、-1σ水準での底固めが意識されやすい。
昨日の日経平均株価は25日線での攻防をみせていたが、日銀総裁発言で次回の金融政策決定会合での利上げ観測が高まるなか、先物主導で下へのバイアスが強まった。日経平均株価の下げ幅は一時1000円を超えており、-1σ(49265円)まで下押ししている。-1σ水準では強弱感が対立することになろうが、需給調整後のリバウンドを想定した押し目狙いのスタンスになりそうだ。
また、米国ではエヌビディアなど半導体の一角がしっかりだった。半導体・AI関連株への資金流入が再び強まってくるようだと、日経平均株価を下支えすることになるだろう。昨夕にはファナック<6954>がエヌビディアと提携すると発表した。AIを搭載したロボットを開発すると報じられている。同社への物色が強まるようだと、ロボット関連への波及も意識されやすいだろう。
■伊藤園、2Q営業利益 3.2%減 139億円
伊藤園<2593>が発表した2026年4月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比4%増の2624億7800万円、営業利益は同3.2%減の139億3400万円だった。リーフ・ドリンク関連事業においては、国内では盛夏期の記録的な高温や、北・東日本で例年に比べて降水量が少なかった影響により、「お~いお茶」、「健康ミネラルむぎ茶」ブランドの飲料製品を中心に売上高は堅調に推移した。営業利益は米国コーヒー豆事業の採算性改善があったものの、主原料である緑茶をはじめとする各種コストの上昇を受けて減益となった。
■前場の注目材料
・シカゴ日経225先物は上昇(49475、+175)
・米原油先物相場は上昇(59.32、+0.77)
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ファナック<6954>エヌビディアとAIロボ、製造現場革新
・THK<6481>ソニーGと、ヒト型ロボ向け駆動装置、計算通りに動作
・帝人<3401>旭化成と子会社統合、来年10月、繊維系商社事業を拡大
・川崎汽船<9107>国内造船7社連合、MILESと先進船設計協業
・伊藤忠<8001>米賃貸住宅開発と連携、5年で1500億円投資
・三菱電機<6503>新型衛星バス開発、薄型化でみちびき2機同時打ち上げ可能に
・不二家<2211>丸紅と、ベトナムに焼き菓子工場、現地・アジア向け販売
・ヨロズ<7294>トヨタと取引拡大、日産自動車に次ぐ第2の柱に
・サッポロHD<2501>関東-九州を専用フェリーで海上輸送、日産自動車と共同で
・ノリタケ<5331>CO2回収材開発、工場排ガスの冷却不要
・豆蔵<202A>三井化学と、中食工場向け盛り付けロボ開発
・BIPROGY<8056>MS365運用支援、安全・効率化
・浜松ホトニクス<6965>半導体製造向け膜厚計、5秒で全面測定
・NEC<6701>営業DX支援、AIで高品質な提案書作成
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・09:30 豪・7-9月期経常収支(予想:-133億豪ドル、前期:-137億豪ドル)
・18:30 南アフリカ・7-9月期国内総生産(予想:前年比+1.8%、前期:+0.6%)
・19:00 ユーロ圏・10月失業率(予想:6.3%、9月:6.3%)
・18:30 ユーロ圏・11月消費者物価指数(予想:前年比+2.1%、10月:+2.1%)
<NH>
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