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12月1日のNY為替・原油概況

配信日時:2025/12/02 05:52 配信元:FISCO
*05:52JST 12月1日のNY為替・原油概況 1日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円67銭まで下落後、155円52銭まで上昇し、引けた。

トランプ米大統領が次期連邦準備制度理事会(FRB)議長候補を決めたことを明らかにしたほか、米11月ISM製造業景況指数が予想外に10月から低下したため12月の利下げを織り込むドル売りに拍車がかかった。また、日銀の12月利上げを織り込む円買いが強まった。その後、10年債利回りの上昇に伴いドルは下げ止まった。

ユーロ・ドルは1.1652ドルまで上昇後、1.1607ドルまで反落し、引けた。

ユーロ・円は180円14銭まで下落後、180円60銭まで上昇した。

ポンド・ドルは1.3275ドルへ上昇後、1.3208ドルまで反落。

ドル・スイスは0.7997フランまで下落後、0.8046フランまで上昇した。

1日のNY原油先物は反発。カスピ海パイプライン・コンソーシアム(CPC)の黒海ターミナル係留施設がウクライナの無人艇による攻撃で大きな被害を受け操業を停止しを発表。ロシア、ベネズエラなどの地政学的リスク上昇で、供給ひっ迫懸念に買われた。

[経済指標]
・米・11月製造業PMI確定値:52.2(予想51.9、速報51.9)
・米・11月ISM製造業景況指数:48.2(予想:49.0、10月:48.7)
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