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マイクロアド---生産性向上施策が奏功し前期は増収増益で着地、今期経常益予想も過去最高へ、株主優待制度も新設
配信日時:2025/11/18 20:18
配信元:FISCO
*20:18JST マイクロアド---生産性向上施策が奏功し前期は増収増益で着地、今期経常益予想も過去最高へ、株主優待制度も新設
マイクロアド<9553>は14日、2025年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比14.3%増の156.70億円、のれん償却費と株式報酬費を考慮した調整後営業利益が同109%増の7.84億円、営業利益が同99.4%増の6.13億円、経常利益が同80.2%増の5.31億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同31.0%減の1.95億円となった。
データプロダクトサービスの売上高は前期比2.3%増の69.91億円、売上総利益は同15.8%増の26.05億円となり、第1四半期に非連結となった(株)MADSのデジタルサイネージ事業を除いた「UNIVERSE」の売上高は前期比15.9%増の69.14億円、売上総利益は同24.6%増の25.95億円となった。データプロダクトサービスは「UNIVERSE」を中心とした、企業のマーケティング活動を支援するデータプラットフォームとなっている。「UNIVERSE」の拡大にあたっては、新たなデータパートナーとの提携による業種別プロダクトの性能強化によって、より顧客のニーズや規模に合致したサービス提供を行っている。また営業体制としては顧客の属性毎に最適化した営業組織を編成し、顧客ニーズを的確にとらえた製品開発やサービス提供体制を整えている。これらの施策に加え、新卒採用による営業人員の大幅な強化を行い、それら人員の活動が2025年度を通じて本格化したことによって、主要KPIである稼働アカウント数は、前年同四半期比28%と順調な拡大を実現している。また、生成AI等を活用した業務効率化や業務削減を実施することで営業効率を高め、様々な原価削減施策を実施したことで利益率が向上し、売上高・売上総利益ともに前年同期比で増加した。
コンサルティングサービスの売上高は同26.1%増の86.79億円、売上総利益は同20.3%増の22.02億円となった。「メディア向けコンサルティングサービス」と、「海外コンサルティングサービス」の2つのサービスが属している。メディア向けコンサルティングサービスは、インターネットメディアの広告枠を預かり、様々な広告サービスを組み合わせることでメディア企業の広告収益を最大化するサービスを提供している。同社が提供する「MicroAd COMPASS」はメディア企業に対する広告枠の企画提案や、提供する広告サービスの改善などによって事業を拡大している。海外コンサルティングサービスは、台湾を中心としたデジタルマーケティングのコンサルティングサービスを提供している。訪日観光客の急速な増加に伴い、日系企業のインバウンドマーケティングの需要が拡大した。加えて、新規事業として2025年9月期第2四半期より、海外消費者向けに日本の人気VTuberなどのIP(知的財産)とメーカーの商品とのタイアップ企画から販売までを行う(株)IPmixerを設立し、海外消費者向けの物販事業を開始したことで、前年同期比では売上・売上総利益ともに増加している。
事業アップデートでは、2025年6月に日本国内で正式ローンチしたTikTok Shop関連の子会社(株)UNIVERSE PULSEにおいて、2025年12月からTikTok Shop出店企業の売上拡大を目的としたTikTok LIVEでの新番組「推しコマ」をスタートする。同TikTok Shop関連事業を行う。(株)IZULCAでは、2025年9月に兵庫県豊岡市との共同TikTokコマースを実施した。
また、海外事業の事業規模拡大を目的に、中国・インドネシアの現地企業を連結子会社化を発表し、現地企業のデジタルマーケティング支援や訪日観光客向けインバウンドマーケティング支援、日本のIPコラボ商品の現地消費者への販売拡大を狙う。
(株)IPmixerにおいては、台湾発のスマートフォンアクセサリーブランド「RHINOSHIELD」のスマホケースなどと、ANYCOLOR(株)が運営する「にじさんじ」及び「NIJISANJI EN」所属のVTuberとのコラボレーション商品の販売を2025年11月より1か月の期間限定で開始している。
また、同社は「UNIVERSE」のデータ経済圏の拡大に向け、「UNIVERSE」のデータの他社広告プラットフォームへのデータ連携を今期から推進する。新たにFacebookやInstagram、TikTokなどの大手SNSや動画プラットフォームへの広告配信が可能になる。
2026年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比11.3%増の174.44億円、のれん償却費と株式報酬費を考慮した調整後営業利益が同30.9%増の10.26億円、営業利益が同33.0%増の8.15億円、経常利益が同43.4%増の7.61億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同240.1%増の6.63億円を見込んでいる。
サービス別ではデータプロダクトサービスは、売上高が前期比10.5%増の10.21億円、売上総利益は前期比14.5%の36.21億円、コンサルティングサービスは売上高が前期比12.5%増の72.29億円、売上総利益は前期比12.4%の18.49億円をそれぞれ見込んでいる。
<AK>
データプロダクトサービスの売上高は前期比2.3%増の69.91億円、売上総利益は同15.8%増の26.05億円となり、第1四半期に非連結となった(株)MADSのデジタルサイネージ事業を除いた「UNIVERSE」の売上高は前期比15.9%増の69.14億円、売上総利益は同24.6%増の25.95億円となった。データプロダクトサービスは「UNIVERSE」を中心とした、企業のマーケティング活動を支援するデータプラットフォームとなっている。「UNIVERSE」の拡大にあたっては、新たなデータパートナーとの提携による業種別プロダクトの性能強化によって、より顧客のニーズや規模に合致したサービス提供を行っている。また営業体制としては顧客の属性毎に最適化した営業組織を編成し、顧客ニーズを的確にとらえた製品開発やサービス提供体制を整えている。これらの施策に加え、新卒採用による営業人員の大幅な強化を行い、それら人員の活動が2025年度を通じて本格化したことによって、主要KPIである稼働アカウント数は、前年同四半期比28%と順調な拡大を実現している。また、生成AI等を活用した業務効率化や業務削減を実施することで営業効率を高め、様々な原価削減施策を実施したことで利益率が向上し、売上高・売上総利益ともに前年同期比で増加した。
コンサルティングサービスの売上高は同26.1%増の86.79億円、売上総利益は同20.3%増の22.02億円となった。「メディア向けコンサルティングサービス」と、「海外コンサルティングサービス」の2つのサービスが属している。メディア向けコンサルティングサービスは、インターネットメディアの広告枠を預かり、様々な広告サービスを組み合わせることでメディア企業の広告収益を最大化するサービスを提供している。同社が提供する「MicroAd COMPASS」はメディア企業に対する広告枠の企画提案や、提供する広告サービスの改善などによって事業を拡大している。海外コンサルティングサービスは、台湾を中心としたデジタルマーケティングのコンサルティングサービスを提供している。訪日観光客の急速な増加に伴い、日系企業のインバウンドマーケティングの需要が拡大した。加えて、新規事業として2025年9月期第2四半期より、海外消費者向けに日本の人気VTuberなどのIP(知的財産)とメーカーの商品とのタイアップ企画から販売までを行う(株)IPmixerを設立し、海外消費者向けの物販事業を開始したことで、前年同期比では売上・売上総利益ともに増加している。
事業アップデートでは、2025年6月に日本国内で正式ローンチしたTikTok Shop関連の子会社(株)UNIVERSE PULSEにおいて、2025年12月からTikTok Shop出店企業の売上拡大を目的としたTikTok LIVEでの新番組「推しコマ」をスタートする。同TikTok Shop関連事業を行う。(株)IZULCAでは、2025年9月に兵庫県豊岡市との共同TikTokコマースを実施した。
また、海外事業の事業規模拡大を目的に、中国・インドネシアの現地企業を連結子会社化を発表し、現地企業のデジタルマーケティング支援や訪日観光客向けインバウンドマーケティング支援、日本のIPコラボ商品の現地消費者への販売拡大を狙う。
(株)IPmixerにおいては、台湾発のスマートフォンアクセサリーブランド「RHINOSHIELD」のスマホケースなどと、ANYCOLOR(株)が運営する「にじさんじ」及び「NIJISANJI EN」所属のVTuberとのコラボレーション商品の販売を2025年11月より1か月の期間限定で開始している。
また、同社は「UNIVERSE」のデータ経済圏の拡大に向け、「UNIVERSE」のデータの他社広告プラットフォームへのデータ連携を今期から推進する。新たにFacebookやInstagram、TikTokなどの大手SNSや動画プラットフォームへの広告配信が可能になる。
2026年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比11.3%増の174.44億円、のれん償却費と株式報酬費を考慮した調整後営業利益が同30.9%増の10.26億円、営業利益が同33.0%増の8.15億円、経常利益が同43.4%増の7.61億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同240.1%増の6.63億円を見込んでいる。
サービス別ではデータプロダクトサービスは、売上高が前期比10.5%増の10.21億円、売上総利益は前期比14.5%の36.21億円、コンサルティングサービスは売上高が前期比12.5%増の72.29億円、売上総利益は前期比12.4%の18.49億円をそれぞれ見込んでいる。
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