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サークレイス---2Qは2ケタ増収・黒字転換、コンサルティング事業・アオラナウ事業いずれも2ケタ以上の増収

配信日時:2025/11/14 19:02 配信元:FISCO
*19:02JST サークレイス---2Qは2ケタ増収・黒字転換、コンサルティング事業・アオラナウ事業いずれも2ケタ以上の増収 サークレイス<5029>は13日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高は、前年同期比23.4%増の20.94億円となり、営業利益は0.06億円と黒字転換した(前年同期は0.28億円の損失)。経常利益は0.03億円(同0.23億円の損失)、親会社株主に帰属する中間純利益は39.2%増の0.15億円となった。

コンサルティング事業の売上高は17.05億円(前年同期比12.1%増)となった。内訳は、AI&Data Innovationの売上高が8.27億円(前年同期比21.6%増)、コンサルティングの売上高が7.92億円(前年同期比2.5%増)、SaaSサービス(AGAVE)の売上高が0.85億円(前年同期比25.4%増)である。Salesforceを主力としたコンサルティングサービスでは、既存顧客におけるユーザー業務に関わる領域でのAI活用やデータ活用による業務改善案件が拡大した。また、一次導入の一巡により市場が転換期を迎える中、運用高度化・開発効率化ニーズの拡大に伴い、周辺領域(DevOps/テスト自動化(Copadoなど))といった周辺領域への提供を拡大し、 付加価値創出と継続収益の強化につながった。SaaSサービスであるAGAVEは、前年度に実装した海外給与計算機能の寄与により、引き続き堅調に推移している。

アオラナウ事業の売上高は3.88億円(前年同期比121.7%増)となった。官公庁プロジェクトへの参画および金融業界プロジェクトの新規受注などの増加により、顧客基盤を拡大することができた。グローバルServiceNowソリューションの国内導入を引き続き強化する。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比20.9%増の46.00億円、営業利益が同71.9%増の3.50億円、経常利益が同71.5%増の3.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.0%増の2.30億円とする期初計画を据え置いている。

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