みんかぶニュース 市況・概況
27日香港・ハンセン指数=終値26433.70(+273.55)
配信日時:2025/10/27 17:36
配信元:MINKABU
このニュースを見た人は以下のニュースも見ています
このニュースを見た人は
以下のニュースも見ています
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株主優待】情報 (27日 発表分)
10月27日に、株主優待制度について発表した銘柄を取り上げた。
■新設 ――――――――――――――
東亞合成 <4045> [東証P] 決算月【12月】 10/27発表(場中)
毎年12月末時点で100株以上を1年以上継続して保有する株主を対象に、①「アロンアルフア EXTRA ゼリー状 1本」、②保有株数100株以上300株未満でQUOカード1000円分、300株以上保有でカタログギフト(保有株数と保有期間に応じて3000~1万5000円相当)を贈呈する。
くろがね工作所 <7997> [東証S] 決算月【11月】 10/27発表(場中)
毎年11月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数300株未満でQUOカード1000円分、300株以上で同3000円分を贈呈する。
■拡充&記念優待 ―――――――――
SBIグローバルアセットマネジメント <4765> [東証P] 決算月【3月】 10/27発表
26年3月末基準からSBIレオスひふみの投資信託「ひふみクロスオーバーPro」を追加で付与(対象は保有株数500株以上の株主で2500円相当)。また、上場25周年記念優待を実施。26年3月末時点で1000株以上を保有する株主に対し、3000円相当の暗号資産(XRP)およびアラプラスゴールドEX(定価1万1800円)を贈呈する。
■廃止 ――――――――――――――
アイフィスジャパン <7833> [東証S] 決算月【12月】 10/27発表
24年12月末を最後に株主優待制度を廃止する。
株探ニュース
2025/10/27 19:50
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【新規公開(IPO)】情報 (27日大引け後 発表分)
●BRANU <460A>
上場市場:東証グロース市場
上場予定日:12月1日
事業内容:中小建設事業者に特化した各種ITサービスの提供等
仮条件決定日:11月11日
想定発行価格:930円
上場時発行済み株式数:450万株
公募:50万株
売り出し:63万株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限16万9500株
ブックビルディング期間:11月13日~19日
公開価格決定日:11月20日
申込期間:11月21日~27日
払込日:11月28日
主幹事:みずほ証券
[2025年10月27日]
株探ニュース
2025/10/27 19:45
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【新規公開(IPO)】公開価格決定 (??日大引け後 発表分)
※11月5日、東証グロース市場に上場予定のクラシコ <442A> [東証G]は27日、公開価格を発表した。
●クラシコ <442A>
上場市場:東証グロース市場
上場予定日:11月5日
事業内容:医療従事者向け白衣・スクラブ等のメディカルアパレルの
企画、開発及び販売
公開価格:1390円
仮条件:1220円~1390円
想定発行価格:1030円
上場時発行済み株式数:202万8390株
公募:28万株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限4万2000株
ブックビルディング期間:10月20日~24日
公開価格決定日:10月27日
申込期間:10月28日~31日
払込日:11月4日
主幹事:大和証券
[2025年10月27日]
株探ニュース
2025/10/27 19:40
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【自社株買い】銘柄 (27日大引け後 発表分)
○りたりこ <7366> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の0.8%にあたる30万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月28日から12月31日まで。
[2025年10月27日]
株探ニュース
2025/10/27 19:20
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株式分割】銘柄 (27日大引け後 発表分)
●イオレ <2334> [東証G]
11月12日現在の株主を対象に1→10の株式分割を実施。最低投資金額は現在の10分の1に低下する。
[2025年10月27日]
株探ニュース
2025/10/27 18:50
みんかぶニュース 市況・概況
【↑】日経平均 大引け| 大幅続伸、米株高や円安で5万円大台乗せ (10月27日)
日経平均株価
始値 49905.80
高値 50549.60
安値 49838.98
大引け 50512.32(前日比 +1212.67 、 +2.46% )
売買高 19億2747万株 (東証プライム概算)
売買代金 6兆1130億円 (東証プライム概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は大幅続伸、初の5万円大台乗せ果たす
2.NYダウなど3指数最高値の米株市場に追随する展開
3.予想下回る米CPI好感、FRBによる利下げ思惑増幅
4.日米首脳会談控え、政策への期待感も物色人気後押し
5.値上がり銘柄数が1400上回り、全体の88%を占める
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比472ドル高と続伸した。9月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことで、利下げへの期待が高まり買いが優勢となった。
週明けの東京市場では、リスク選好の流れが加速し、日経平均株価は1200円あまりの急騰を演じた。直近2営業日合計では1800円以上の上昇を示し、未踏の5万円大台乗せを果たし、大幅に最高値を更新した。
27日の東京市場は、強気一辺倒の地合いで、朝方取引開始後すぐに5万円大台乗せを達成。その後も波状的な買いが続き、後場後半になると先物買いを絡める形でほぼ一貫して水準を切り上げる展開となった。前週末の米国株市場では、9月の米消費者物価指数(CPI)がコンセンサスを下回る内容だったことでFRBによる利下げ期待が高まり、NYダウ、ナスダック総合株価指数、S&P500指数が揃って史上最高値を更新。外国為替市場でも一時1ドル=153円台での推移と円安が進んだことも東京市場に追い風となった。トランプ米大統領の来日で、明日には高市早苗首相との日米首脳会談を控えており、これを前に政策期待の買いが全体指数を押し上げた格好だ。AI・半導体関連株を買い戻す動きが顕著で、投資家のセンチメントを強気に傾ける背景となっている。プライム市場の値上がり銘柄数は1400を超え、全体の88%を占めるなど旺盛な物色意欲を裏付けている。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が群を抜く売買代金をこなし大幅高、キオクシアホールディングス<285A>の上げ足の強さも際立った。アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>が大幅高。川崎重工業<7012>も値を飛ばした。JX金属<5016>も物色人気。第一稀元素化学工業<4082>が値上がり率トップに買われ、アステリア<3853>も急騰。Link-Uグループ<4446>、東京計器<7721>、東洋エンジニアリング<6330>も大幅高を演じた。
半面、信越化学工業<4063>、リクルートホールディングス<6098>が冴えず、中外製薬<4519>も値を下げた。安川電機<6506>も売りに押された。霞ヶ関キャピタル<3498>がストップ安に売り込まれ、大同メタル工業<7245>、KOA<6999>も大きく値を下げた。シマノ<7309>、良品計画<7453>、マクニカホールディングス<3132>なども安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、アドテスト <6857>、ファストリ <9983>、フジクラ <5803>、東エレク <8035>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約808円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は信越化 <4063>、中外薬 <4519>、良品計画 <7453>、リクルート <6098>、安川電 <6506>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約54円。うち30円は信越化1銘柄によるもの。
東証33業種のすべての業種が上昇。上昇率の大きかった上位5業種は(1)非鉄金属、(2)精密機器、(3)証券・商品、(4)情報・通信業、(5)輸送用機器。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)不動産業、(2)サービス業、(3)化学、(4)電気・ガス、(5)医薬品。
■個別材料株
△ソリトン <3040> [東証P]
ウクライナで遠隔施工を実証。
△ウェルス <3772> [東証S]
第一生命HD <8750> と資本・業務提携。
△エレメンツ <5246> [東証G]
JYPCのステーブルコインサービスに公的個人認証を提供。
△KVK <6484> [東証S]
上期経常は一転23%増益で上振れ着地。
△Tホライゾン <6629> [東証S]
4-9月期最終黒字浮上。
△PLANT <7646> [東証S]
今期経常は8%増益、20円増配へ。
△くろ工 <7997> [東証S]
25年11月末株主から株主優待制度を導入へ。
△キヤノンMJ <8060> [東証P]
25年12月期利益予想と配当予想の上方修正と自社株買い発表を好感。
△ヒガシHD <9029> [東証S]
26年3月期業績予想を上方修正。
△SEHI <9478> [東証S]
45万株を上限とする自社株買いを実施へ。
▼霞ヶ関C <3498> [東証P]
新株発行で希薄化懸念。
▼CANBAS <4575> [東証G]
CBP501新薬承認・上市の目標取り下げ。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)稀元素 <4082>、(2)アステリア <3853>、(3)リンクユーG <4446>、(4)東京計器 <7721>、(5)東洋エンジ <6330>、(6)ソリトン <3040>、(7)中国塗 <4617>、(8)キオクシア <285A>、(9)電算システム <4072>、(10)エノモト <6928>。
値下がり率上位10傑は(1)霞ヶ関C <3498>、(2)大同メ <7245>、(3)KOA <6999>、(4)テクセンド <429A>、(5)信越化 <4063>、(6)シマノ <7309>、(7)テクマト <3762>、(8)良品計画 <7453>、(9)中外薬 <4519>、(10)マクニカHD <3132>。
【大引け】
日経平均は前日比1212.67円(2.46%)高の5万0512.32円。TOPIXは前日比55.60(1.70%)高の3325.05。出来高は概算で19億2747万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1418、値下がり銘柄数は166となった。東証グロース250指数は734.94ポイント(6.20ポイント高)。
[2025年10月27日]
株探ニュース
2025/10/27 18:35
みんかぶニュース 市況・概況
【緊急特集】日経平均5万円突破、FRBへの政治介入が誘発したマネーの暴走
日経平均株価が5万円を突破した。8月以降の急騰劇は異次元の域にあり、暴走する投資マネーを前に畏怖(いふ)の念すら覚えるほどである。AI関連株のバブル的な上昇の反動を警戒する声も上がってはいるものの、踏み上げ的な上昇を繰り返した日本株は売り方不在の様相を呈している。オプション市場では更なるアップサイドに備えようとする姿勢も垣間見える。
●「サナエノミクス」と米中対立の懸念後退
日経平均は前週末比1212円67銭高の5万512円32銭で終了した。取引時間中の高値は5万549円60銭。7月の米雇用統計を受け下押しした8月4日の安値を底に、3カ月弱で1万699円も上昇した計算になる。27日のドル円相場は1ドル=153円台前半でやや上値を重くし、債券市場で長期金利は1.665%に上昇。為替・債券と見比べると、日本株の動きの激しさが際立っている。
10月25~26日の米中貿易協議を経て、米国側が中国に対する100%の追加関税を取り下げる意向を示唆したことで、米株価指数先物が時間外で水準を切り上げた。この影響が週明けの東京市場において先物買いを誘発する格好となった。折しも27日はトランプ米大統領が2019年以来、およそ6年ぶりに来日をする日であり、28日には高市早苗首相との会談がセットされている。アベノミクスの継承者とみなされている高市内閣の誕生を前に、積極的な財政政策への期待が広がったことも直近の株高の原動力となった。
サイバーセキュリティーや量子コンピューターといった「サナエノミクス」関連株に思惑的な資金が流入することとなったが、パフォーマンス面で投資家に強い印象を与えたのはやはり、ソフトバンクグループ<9984.T>やアドバンテスト<6857.T>といった日経平均のウエートの高いAI・半導体関連株である。
●利下げ期待がAI株ブームに拍車
オラクル<ORCL>が9月9日の決算発表で、受注残高の急増を明らかにし、AIデータセンター関連市場の先行きに対する強気な見方が広がると、AI関連株に対する投資家の選好姿勢が改めて強まる結果となった。だが、そこに至るまでの素地として忘れてはならないのが米連邦準備制度理事会(FRB)の「変調」である。8月1日に発表された7月の米雇用統計は労働市場の減速を示す結果となった。トランプ大統領は労働統計局長を解任。 FRBはその日に、クグラー理事の任期途中の辞任を発表している。これにトランプ大統領は「とても嬉しい」と反応。自らの意向に沿ったFRBを形づくろうと、躍起になったのか、FRB理事には大統領経済諮問委員会(CEA)のミラン委員長が送り込まれる結果となった。8月25日にはクック理事の解任をトランプ大統領が発表した。連邦最高裁は即時解任を認めないとする判断を示したものの、26年5月に到来するパウエル議長の議長としての任期の期限を前に、トランプ政権による政治介入が顕著となっている。
FRBの中央銀行としての独立性が危ぶまれる事態にもかかわらず、マーケットはパウエル議長の後任には、低金利志向のトランプ氏の意向に沿った人物が就任するとのシナリオを組み立てている。年内2回の利下げ観測も手伝って、米長期金利は一時4%を下回る水準まで低下した。金利低下は一般にグロース株への資金流入をもたらすものとなる。
●実質金利マイナスの日本
日本国内では長期金利は緩やかに上昇しているが、名目金利とインフレ率を差し引いた実質金利はマイナスが続いている。現金の価値が目減りする世界ゆえ、リスク資産としての株に資金が流入しやすい環境が恒常的に続いている。加えて、取引所主導で企業による資本効率の改善活動が進んでいるマーケットでもある。世界の株式市場のなかで日本株が有望なアセットとして位置づけられることになること自体、何ら不思議なことではない。
日経平均の予想PER(株価収益率)は前週末時点で19倍弱。過去のレンジからみてかなりの高水準に位置している。米国株のPERは22倍台だ。日本企業のROE(自己資本利益率)の改善効果を加味すれば、日経平均のPERが一段と切り上がるという展望を描くことも可能である。立花証券の鎌田重俊参与は「日経平均は予想PERとして20倍、水準として6~7万円台が今後、許容される可能性がある」と話す。
もちろん「山高ければ谷深し」との相場格言が示すように、急騰一服後の調整リスクを無視する訳にはいかないだろう。投資家の多くが「売れない」相場となっているなかで、ショートを振るには大きな勇気がいる。しかしながら、株高を支えてきた前提が崩れる場合は、話が変わってくる。三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストは「5万円は通過点となる可能性が高い」としながらも、「生成AI市場の先行きに対する懐疑的な見方や過剰投資に関する懸念を強める材料があれば、そこで天井となることが考えられる」と指摘。「高市政権が国会運営をスムーズにできるのかも注目点となる」との見方を示す。
米国に話を戻すと、来年の今頃は中間選挙の時期となる。トランプ大統領が世界的な株高を演出した中心人物であるならば、来年以降は「アフタートランプ」の米国に対する関心が次第に高まっていくに違いない。トランプノミクスが永続的なものとなるという保証など、どこにもないという点にも留意が必要だ。
27日の東京市場では日経平均の11月限コール・オプション(買う権利)で権利行使価格5万2000円が活発に取引され、オプション価格は上昇。更なる株価指数の上昇に備えようとする投資家の姿勢が浮かび上がってくる。上げ相場に追従しながらも、変調の兆候に対しいかに機敏に反応できるか、個々の投資家の腕が試されている。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/27 18:32
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇108銘柄・下落90銘柄(東証終値比)
10月27日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは228銘柄。東証終値比で上昇は108銘柄、下落は90銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は51銘柄。うち値上がりが21銘柄、値下がりは20銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は145円安と売られている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の27日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <1960> サンテック 1347 +300( +28.7%)
2位 <9733> ナガセ 2400 +380( +18.8%)
3位 <3195> ジェネパ 572 +80( +16.3%)
4位 <4820> EMシステム 870 +87( +11.1%)
5位 <6629> Tホライゾン 568.2 +55.2( +10.8%)
6位 <2370> メディネット 38.4 +3.4( +9.7%)
7位 <8150> 三信電 3047 +262( +9.4%)
8位 <165A> SBIレオス 228.9 +17.9( +8.5%)
9位 <7021> ニッチツ 2948 +197( +7.2%)
10位 <2432> ディーエヌエ 2775 +180.5( +7.0%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4690> 日パレット 1780 -260( -12.7%)
2位 <3593> ホギメデ 5051 -459( -8.3%)
3位 <4563> アンジェス 76.5 -5.5( -6.7%)
4位 <2162> nms 418 -26( -5.9%)
5位 <4704> トレンド 7551.8 -388.2( -4.9%)
6位 <2666> オートW 149.7 -7.3( -4.6%)
7位 <6594> ニデック 2463 -107.5( -4.2%)
8位 <6988> 日東電 3902 -166( -4.1%)
9位 <4814> ネクスウェア 190.2 -6.8( -3.5%)
10位 <6046> リンクバル 130.5 -4.5( -3.3%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <2432> ディーエヌエ 2775 +180.5( +7.0%)
2位 <3407> 旭化成 1230 +7.5( +0.6%)
3位 <6302> 住友重 4388 +26( +0.6%)
4位 <4043> トクヤマ 3845 +20( +0.5%)
5位 <4507> 塩野義 2495 +12.0( +0.5%)
6位 <2801> キッコマン 1266 +6.0( +0.5%)
7位 <3697> SHIFT 1145 +5.0( +0.4%)
8位 <7013> IHI 3201 +8.0( +0.3%)
9位 <8035> 東エレク 30696 +76( +0.2%)
10位 <6526> ソシオネクス 2932.3 +6.8( +0.2%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4704> トレンド 7551.8 -388.2( -4.9%)
2位 <6594> ニデック 2463 -107.5( -4.2%)
3位 <6988> 日東電 3902 -166( -4.1%)
4位 <7751> キヤノン 4555 -97( -2.1%)
5位 <4042> 東ソー 2320 -24.0( -1.0%)
6位 <4502> 武田 4340 -29( -0.7%)
7位 <4751> サイバー 1580.7 -8.8( -0.6%)
8位 <2503> キリンHD 2212.4 -11.6( -0.5%)
9位 <6762> TDK 2576.3 -12.7( -0.5%)
10位 <8604> 野村 1086.1 -4.4( -0.4%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/10/27 17:33
みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=高市トレード2.0で輩出される出世株
週明け27日の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比1212円高の5万512円と大幅続伸で遂に5万円台に突入した。相変わらず派手な大立回りが続くが、きょうはプライム市場の9割近くの銘柄が上昇し、リスクオン一色に染まったといっても過言ではない。しかし、それでも日経平均の値動きに関して言えば、ソフトバンクグループ<9984.T>やアドバンテスト<6857.T>など寄与度上位の銘柄の値動きが圧倒的な支配力を持っていることに変わりはない。
ソフトバンクGについては前週22日に1兆円を上回る記録的な売買代金をこなし株価を急落させた経緯がある。その際に、市場関係者は「これだけ巨額な売買代金を伴って株価を急落させたことは、リバウンドに転じても上値の戻り売り圧力は半端ではないため、(ソフトバンクGの)完全な株価復元はもはや難しい」(中堅証券マーケットアナリスト)という声すら聞かれた。ところが、そうではなかった。同社株はどんなに踏まれても蘇る偉大なる雑草というべきか、きょうは1600円近い上昇で高値引けと気を吐いており、気が付けば21日につけた上場来高値2万5735円まであと260円あまりに肉薄している。今のAI・半導体関連相場は思った以上に懐が深く、ショート筋が売りを仕掛けても容易にまわしに手が届かないような状況にある。
現状は米国株市場が大崩れしない限り、東京市場も米国にキャッチアップしようとする動きが連綿と続くと考えておいた方がよさそうだ。特にトランプ米大統領は高市早苗首相を、かつて蜜月関係にあった安倍元首相の後継者とみなしていることは確かで、サナエノミクスはトランプノミクスと共鳴して日本株市場にとって強力な追い風を吹かせる可能性がある。今後は国内でのインフレ圧力が日銀の利上げを催促する構図が読めるが、世界的にみれば過剰流動性相場が躍動しているさなかであることに変わりなく、日銀が少々蛇口を締める金融政策を施しても、東京市場だけが局地的にバブル終了ということにはなりそうもない。高市政権の打ち出す政策は重要だが、それ以上に米株市場の動向を注意深く見ておくところだ。
個別株では高市トレードを中心としたテーマ物色の動きにもさすがにやや買い疲れ感が見られる。したがって、当面は投資テーマにこだわらず多角的な視野に立ち、ピンポイントで妙味株をピックアップしていく手法に切り替えるのも一法である。もうしばらくすれば東京市場は決算プレーの嵐となるが、あえて決算跨ぎで勝負するという手段はあるものの、決して得策とはいえない。好決算を発表する確率が高い銘柄については事前に株価が強調展開を見せているケースが多く、大幅増益発表で材料出尽くし売りに晒されるようなことも少なくない。企業の実態だけではなく、株式需給関係(信用買い残と空売りのバランス)や投資家心理の絡みまで総合的に計算したうえで、投資対象を絞り込むのは至難の業だ。決算跨ぎで株価のボラティリティの高い銘柄は事前に分かるが、上下どちらに振れるかが問題で、基本的には丁半博打の要素が強い。
きょうはトヨタ自動車<7203.T>が25年4~9月期の世界販売が過去最高を記録したという発表を好感され年初来高値を更新した。また、トランプ大統領の来日と高市首相の日米首脳会談では、自動車関税など今後に前向きな思惑が生じる可能性があり、これも株価にポジティブに作用している。そうしたなかトヨタ関連の一角として注目したいのがファインシンター<5994.T>だ。トヨタ系の自動車向け粉末冶金部品メーカーだが、好調に受注を獲得しており、今期業績は会社側見通しを上振れる可能性がある。会社解散価値の半値水準に放置されたPBRは見直しが濃厚。また、ビル用ゴンドラメーカーとして草分けであるサンセイ<6307.T>は、海上保安庁など官公庁からの船舶関係の受注実績が豊富で、今の相場の流れに乗るダークホースとして頭角を現してきた。
このほか防衛・防災関連では、相対的に出遅れていた重松製作所<7980.T>の動きが目を引く。業績は好調をキープしており、26年3月期営業利益は12%増予想の12億円と前期に続く2ケタ成長を見込んでいる。また、テクノフレックス<3449.T>も材料株素地に富む。継ぎ手の大手メーカーだが、防災関連設備で需要を開拓しているほか、水道インフラで使う継ぎ手や半導体装置向け真空機器でも実績が高い。ロボティクスとAIの融合にマーケットの関心が向くなか、テクノフレはロボット部品でも活躍が見込まれる。更に、医療DXでは電子カルテのCEホールディングス<4320.T>が上場来高値圏で踊り場を形成中。PERなどに割高感はなく、200億円未満の時価総額は再評価余地がありそうだ。
あすのスケジュールでは、高市首相とトランプ大統領による日米首脳会談が注目される。後場取引時間中には基調的なインフレ率を捕捉するための指標が日銀から開示される。また、この日は個別にアドバンテストの25年4~9月期決算発表に市場の耳目が集まるほか、さくらインターネット<3778.T>も同じく4~9月期決算を発表予定にあり投資家の関心が向かいそうだ。海外では7~9月期韓国国内総生産(GDP)が開示され、米国では8月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、10月の消費者信頼感指数、8月のFHFA全米住宅価格指数などが発表される。また、米7年国債の入札が行われる。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2025/10/27 17:30
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況
