みんかぶニュース 市況・概況
本日の【東証プライムに市場変更】銘柄 (10日大引け後 発表分)
配信日時:2025/02/10 19:00
配信元:MINKABU
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【投資部門別売買動向】海外勢が2週連続で1兆円超買い越す一方、個人と信託銀は利益確定売り (10月第2週)
●海外勢が2週連続で1兆円超買い越す一方、個人と信託銀は利益確定売りに動く
東証が17日に発表した10月第2週(6日~10日)の投資部門別売買動向(現物)によると、高市早苗氏が自民党新総裁に選出されたことが好感され、日経平均株価が前週末比2319円高の4万8088円と大幅に7週続伸し史上初めて4万8000円台に浮上したこの週は、海外投資家が2週連続で買い越した。買越額は1兆0586億円と前週の1兆2398億円に続き2週連続の1兆円超えとなった。海外投資家は先物の投資部門別売買動向では日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で3週ぶりに買い越した。買越額は1143億円だった。前週は1兆2830億円の売り越し。現物と先物の合算でも3週ぶりに買い越し、買越額は1兆1730億円だった。自社株買いが中心とみられる事業法人は2週連続で買い越し、買越額は1504億円と前週の1227億円から増加した。
一方、年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行は7週連続で売り越し、売越額は4882億円と前週の2136億円から拡大した。個人投資家は3週ぶりに売り越し、売越額は4290億円だった。前週は4222億円の買い越しだった。日経平均が初の4万8000円超えで個人投資家と信託銀行は利益確定売りを膨らませた。
日経平均が史上初の4万8000円台に浮上する中、海外投資家が2週連続で1兆円超買い越す一方、個人投資家と信託銀行は利益確定売りに動いた格好だ。
■投資部門別売買代金差額 (10月6日~10日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全50社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
10月 ―――
第2週 10,586 ▲4,882 ▲4,290 [ ▲6,403 2,113 ] 48,088円 ( +2319 円)
第1週 12,398 ▲2,136 4,222 [ 778 3,444 ] 45,769円 ( +414 円)
9月 ―――
第4週 ▲5,591 ▲3,584 1,293 [ 1,286 7 ] 45,354円 ( +309 円)
第3週 ▲2,943 ▲5,310 ▲326 [ ▲1,697 1,371 ] 45,045円 ( +277 円)
第2週 ▲6,923 ▲1,301 ▲4,688 [ ▲4,252 ▲436 ] 44,768円 ( +1749 円)
第1週 1,314 ▲4,220 1,657 [ ▲659 2,317 ] 43,018円 ( +300 円)
8月 ―――
第4週 ▲3,031 ▲4,461 4,134 [ 1,453 2,681 ] 42,718円 ( +85 円)
第3週 ▲1,988 12 1,501 [ ▲2,201 3,703 ] 42,633円 ( -745 円)
第2週 5,737 ▲2,165 ▲11,253 [ ▲10,186 ▲1,067 ] 43,378円 ( +1557 円)
第1週 ▲53 ▲1,165 ▲5,780 [ ▲6,452 671 ] 41,820円 ( +1020 円)
7月 ―――
第5週 ▲1,892 ▲1,002 255 [ ▲1,891 2,146 ] 40,799円 ( -656 円)
第4週 6,023 385 ▲12,190 [ ▲10,214 ▲1,975 ] 41,456円 ( +1637 円)
第3週 1,875 107 ▲879 [ ▲2,154 1,274 ] 39,819円 ( +249 円)
第2週 4,030 ▲353 ▲665 [ ▲1,995 1,330 ] 39,569円 ( -241 円)
第1週 5,456 848 ▲603 [ ▲3,094 2,490 ] 39,810円 ( -339 円)
6月 ―――
第4週 3,398 ▲473 ▲5,917 [ ▲4,305 ▲1,611 ] 40,150円 ( +1747 円)
第3週 884 ▲1,073 ▲2,326 [ ▲2,822 496 ] 38,403円 ( +568 円)
第2週 997 ▲251 ▲40 [ ▲1,062 1,022 ] 37,834円 ( +92 円)
第1週 3,985 ▲4,738 1,618 [ 118 1,500 ] 37,741円 ( -223 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。
株探ニュース
2025/10/17 20:00
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本日の【新規公開(IPO)】仮条件情報 (17日大引け後 発表分)
※11月5日、東証グロース市場に上場予定のクラシコ <442A> [東証G]は17日、仮条件を発表した。
●クラシコ <442A>
上場市場:東証グロース市場
上場予定日:11月5日
事業内容:医療従事者向け白衣・スクラブ等のメディカルアパレルの
企画、開発及び販売
仮条件:1220円~1390円
想定発行価格:1030円
上場時発行済み株式数:202万8390株
公募:28万株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限4万2000株
ブックビルディング期間:10月20日~24日
公開価格決定日:10月27日
申込期間:10月28日~31日
払込日:11月4日
主幹事:大和証券
[2025年10月17日]
株探ニュース
2025/10/17 19:35
みんかぶニュース 市況・概況
来週の株式相場に向けて=新首相誕生後の展開を注視、潮流の変化はあるか
先週末10日の「公明党が連立離脱表明」のニュースを受け、政局の行方を巡り大きく揺れた1週間だった。ただ、日本維新の会が連立入りの政策協議を進めることとなり、状況は大きく転換した。
21日にも臨時国会が開催され、同日に首相指名選挙が実施されることが大筋で決まった。来週には新首相が誕生することなる。依然として不透明要因は多く、自民・維新の両党の連立合意に関しては政治資金や議員定数削減などでの合意が求められる状況にある。ただ、市場関係者からは「マーケットは自民・維新による連立政権樹立でほぼ走り始めている」との声が出ている。
週明けにかけての展開はなお要注目だが、市場の予想通り高市首相が誕生となれば次は組閣となり、その顔ぶれが関心を集めることになる。なかでも新たな財務大臣に誰が就任するかなどが注目されそうだ。もっとも、足もとでは長期金利は低下し為替は円高方向にある。米国で信用不安が台頭したこともあるが、近く新政権の枠組みが固まろうとするなか「円・債券売り、株買いの高市トレードは収束しつつあるのではないか」(アナリスト)とみる声も出ている。
個別株では、高市関連の助川電気工業<7711.T>やFFRIセキュリティ<3692.T>などが注目を集めたが、維新の「副首都構想」に絡む阪急阪神ホールディングス<9042.T>や京阪ホールディングス<9045.T>など大阪銘柄がどこまで強含むのか。来週には発足するとみられる新政権とともに、相場に新たなテーマが浮上するかが注視される。
一方で気になるのは米国で地銀を中心とする信用不安が台頭していることだ。特に、10月最終週には米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合が予定されている。日本の政局の話題が盛り上がる一方で、相場は新たな展開を模索する可能性がある。
来週のスケジュール面では、20日に中国7~9月期GDPが発表されるほか、中国共産党の第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)が開催される。23日に米9月中古住宅販売件数、24日に米9月消費者物価指数(CPI)、米10月S&Pグローバル製造業PMIが発表される。21日にネットフリックス<NFLX>、コカ・コーラ<KO>、テキサス・インスツルメンツ<TXN>、22日にテスラ<TSLA>、23日にハネウェル・インターナショナル<HON>、24日にプロクター・アンド・ギャンブル<PG>が決算発表を行う。
国内では21日に9月首都圏新規マンション発売、22日に9月貿易統計、24日に9月消費者物価指数(CPI)が発表される。22日にフューチャー<4722.T>、23日に信越ポリマー<7970.T>、KOA<6999.T>、24日に信越化学工業<4063.T>、中外製薬<4519.T>、キヤノン電子<7739.T>が決算発表を行う。23日にサイバーソリューションズ<436A.T>、24日にインフキュリオン<438A.T>が新規上場する。来週の日経平均株価の予想レンジは4万7000~4万8400円前後。(岡里英幸)
出所:MINKABU PRESS
2025/10/17 17:47
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇54銘柄・下落168銘柄(東証終値比)
10月17日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは247銘柄。東証終値比で上昇は54銘柄、下落は168銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は65銘柄。うち値上がりが8銘柄、値下がりは53銘柄と売りが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は485円安と大幅安に売られている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の17日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7505> 扶桑電通 1758 +300( +20.6%)
2位 <7837> アールシー 695 +74( +11.9%)
3位 <7254> ユニバンス 625.1 +49.1( +8.5%)
4位 <4833> Defコン 101.4 +7.4( +7.9%)
5位 <4552> JCRファ 668 +32( +5.0%)
6位 <7777> 3DM 280 +11( +4.1%)
7位 <2411> ゲンダイ 465.7 +17.7( +4.0%)
8位 <8518> アジア投資 239 +7( +3.0%)
9位 <318A> VIXETF 810.9 +20.6( +2.6%)
10位 <4068> ベイシス 1620 +39( +2.5%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <2869> iFナ百Wブ 51110 -5840( -10.3%)
2位 <4436> ミンカブ 403.5 -40.5( -9.1%)
3位 <6135> 牧野フ 10251 -949( -8.5%)
4位 <8016> オンワード 600 -53( -8.1%)
5位 <7071> アンビスHD 557.1 -39.9( -6.7%)
6位 <8918> ランド 9.4 -0.6( -6.0%)
7位 <5216> 倉元 169 -10( -5.6%)
8位 <3825> リミックス 268.2 -14.8( -5.2%)
9位 <3350> メタプラ 381.5 -20.5( -5.1%)
10位 <9353> 桜島埠 2535 -112( -4.2%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7211> 三菱自 382.4 +2.3( +0.6%)
2位 <6701> NEC 4802.4 +24.4( +0.5%)
3位 <2802> 味の素 4185 +19( +0.5%)
4位 <3099> 三越伊勢丹 2459.9 +10.9( +0.4%)
5位 <4901> 富士フイルム 3495 +10.0( +0.3%)
6位 <6146> ディスコ 51800 +30( +0.1%)
7位 <6098> リクルート 7420 +4( +0.1%)
8位 <9107> 川崎汽 2102 +0.5( +0.0%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6526> ソシオネクス 2863 -42.0( -1.4%)
2位 <7453> 良品計画 3090 -41.0( -1.3%)
3位 <5803> フジクラ 16230 -215( -1.3%)
4位 <6506> 安川電 4120 -53( -1.3%)
5位 <9501> 東電HD 780 -10.0( -1.3%)
6位 <6501> 日立 4434 -56( -1.2%)
7位 <6857> アドテスト 16660 -210( -1.2%)
8位 <5801> 古河電 8980 -112( -1.2%)
9位 <6702> 富士通 3650 -42( -1.1%)
10位 <8035> 東エレク 29750 -330( -1.1%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/10/17 17:33
みんかぶニュース 市況・概況
17日香港・ハンセン指数=終値25247.10(-641.41)
17日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比641.41ポイント安の25247.10と続落した。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/17 17:32
みんかぶニュース 市況・概況
東証投資部門別売買動向:10月第2週、外国人・現物は1兆586億円の買い越し
東京証券取引所が17日に発表した10月第2週(6~10日)の投資部門別売買動向は、現物の海外投資家が1兆586億7740万円と2週連続で買い越しとなった。前週は1兆2398億4786万円の買い越しだった。先物ベース(日経225とTOPIXの先物・mini合計)では海外投資家は1260億円の買い越し。現物・先物の合計では1兆1847億円と3週ぶりに買い越した。前週は501億円の売り越しだった。
現物の個人投資家は4290億1971万円と3週ぶりの売り越し。信託銀行は4882億2634万円と7週連続で売り越した。事業法人は1504億4961万円と2週連続で買い越した。この週の日経平均株価は終値ベースで2319円(5.1%)上昇している。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/17 16:49
みんかぶニュース 市況・概況
17日中国・上海総合指数=終値3839.7553(-76.4727)
17日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比76.4727ポイント安の3839.7553と3日ぶり反落。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/17 16:46
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1610銘柄・下落1280銘柄(東証終値比)
10月17日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:30)が終了。東証の取引が終了した15時30分以降に売買が成立したのは2956銘柄。東証終値比で上昇は1610銘柄、下落は1280銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は225銘柄。うち値上がりが81銘柄、値下がりは141銘柄と売りが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は665円安と大幅安に売られている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の17日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7505> 扶桑電通 1790 +332( +22.8%)
2位 <7271> 安永 768 +108( +16.4%)
3位 <7254> ユニバンス 622 +46( +8.0%)
4位 <7777> 3DM 288 +19( +7.1%)
5位 <2411> ゲンダイ 475 +27( +6.0%)
6位 <4068> ベイシス 1660 +79( +5.0%)
7位 <6135> 牧野フ 11700 +500( +4.5%)
8位 <2870> iFナ百Wベ 12000 +465( +4.0%)
9位 <318A> VIXETF 814.4 +24.1( +3.0%)
10位 <6824> 新コスモス 3939 +109( +2.8%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7616> コロワイド 1424 -296.5( -17.2%)
2位 <5216> 倉元 150 -29( -16.2%)
3位 <7071> アンビスHD 540 -57( -9.5%)
4位 <2685> アンドST 2500 -185( -6.9%)
5位 <8918> ランド 9.4 -0.6( -6.0%)
6位 <6347> プラコー 355 -14( -3.8%)
7位 <5337> ダントーHD 544 -20( -3.5%)
8位 <2334> イオレ 2620 -80( -3.0%)
9位 <9254> ラバブルMG 1450 -44( -2.9%)
10位 <2239> 上場SPレ2 21258 -617( -2.8%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <8604> 野村 1051 +7.0( +0.7%)
2位 <6098> リクルート 7450 +34( +0.5%)
3位 <5233> 太平洋セメ 3722.9 +15.9( +0.4%)
4位 <8308> りそなHD 1408.4 +5.9( +0.4%)
5位 <5333> ガイシ 2468.4 +9.9( +0.4%)
6位 <5108> ブリヂストン 6541.9 +25.9( +0.4%)
7位 <4385> メルカリ 2274.6 +8.6( +0.4%)
8位 <2432> ディーエヌエ 2317.4 +7.9( +0.3%)
9位 <6963> ローム 2320.4 +7.4( +0.3%)
10位 <5101> 浜ゴム 5351.9 +16.9( +0.3%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6501> 日立 4430 -60( -1.3%)
2位 <1605> INPEX 2622 -31.5( -1.2%)
3位 <9984> SBG 22770 -260( -1.1%)
4位 <5803> フジクラ 16295 -150( -0.9%)
5位 <6857> アドテスト 16716.5 -153.5( -0.9%)
6位 <7011> 三菱重 4255 -35( -0.8%)
7位 <9501> 東電HD 784 -6.0( -0.8%)
8位 <4063> 信越化 4860 -37( -0.8%)
9位 <7735> スクリン 13505 -100( -0.7%)
10位 <4689> ラインヤフー 437 -3.1( -0.7%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/10/17 16:33
みんかぶニュース 市況・概況
【↓】日経平均 大引け| 3日ぶり反落、米株安や円高で一時4万7500円割れ (10月17日)
日経平均株価
始値 47820.97
高値 48140.90
安値 47494.31
大引け 47582.15(前日比 -695.59 、 -1.44% )
売買高 20億9347万株 (東証プライム概算)
売買代金 5兆952億円 (東証プライム概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は695円安、一時4万7500円割れに下落
2.前日の米市場は地銀の信用不安でNYダウが301ドル安に
3.自民党と日本維新の会の連立協議の行方を確かめたいとの見方も
4.三菱UFJや三井住友FG、東京海上など金融株が売られる
5.三菱商や三井物が高く、住友鉱やNTT、JTが堅調に推移
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比301ドル安と続落した。米地銀の融資を巡る懸念から金融株中心に売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は3日ぶりに反落。米地銀の信用不安が警戒され、半導体関連や大手銀行株などが下落した。週明けとみられる首相指名選挙を前に積極的な売買は手控えられた。
前日の米株式市場は、NYダウは下落した。米地銀の信用不安を背景に金融株を中心に値を下げた。為替相場でも円高が進行した。これを受け、東京株式市場は値を下げて始まった。前日までの2日間で日経平均が1400円あまり上昇したことから、利益確定売りも膨らみ、半導体関連などハイテク株が軟調となったほか、米国での金融株安を背景に三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>など大手銀行株が売られた。為替相場は午後には1ドル=149円台後半に円高が進行し、日経平均は午後2時過ぎに780円あまり下落し4万7500円台を割り込む場面があった。首相指名選挙は21日に実施されることで大筋合意され、自民党と日本維新の会による連立協議の行方を確かめたいとの見方も強まった。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やアドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>が安く、三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>が売られた。フジクラ<5803>やIHI<7013>、トヨタ自動車<7203>が軟調。東京海上ホールディングス<8766>やSOMPOホールディングス<8630>、SBIホールディングス<8473>が下落した。
半面、三菱重工業<7011>や任天堂<7974>が高く、キーエンス<6861>やNTT<9432>、住友金属鉱山<5713>がしっかり。三菱商事<8058>や三井物産<8031>が堅調で、アサヒグループホールディングス<2502>や神戸物産<3038>、JT<2914>が値を上げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は任天堂 <7974>、イオン <8267>、KDDI <9433>、花王 <4452>、住友鉱 <5713>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約32円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、ファストリ <9983>、リクルート <6098>、日東電 <6988>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約422円。
東証33業種のうち上昇は7業種。上昇率の上位5業種は(1)その他製品、(2)食料品、(3)水産・農林業、(4)倉庫・運輸、(5)パルプ・紙。一方、下落率の上位5業種は(1)保険業、(2)銀行業、(3)証券・商品、(4)電気・ガス、(5)石油・石炭。
■個別材料株
△UNIVA <3113> [東証S]
出資先の台湾オーブック社がナスダック上場。
△アクリート <4395> [東証G]
量子暗号通信・AI開発の米社との合弁会社設立。
△イトヨーギョ <5287> [東証S]
大阪「副首都構想」と国策の下水道インフラで活躍期待。
△ツガミ <6101> [東証P]
上期業績は計画上振れで着地し中間配当も増額。
△ヒーハイスト <6433> [東証S]
球面軸受けなどロボティクス分野での独自技術に期待。
△三井E&S <7003> [東証P]
SMBC日興証券が目標株価引き上げ。
△太平洋工 <7250> [東証P]
エフィッシモによる株式買い増しで思惑。
△任天堂 <7974> [東証P]
「スイッチ2」最大2500万台の生産計画と伝わる。
△東洋証券 <8614> [東証P]
上期営業利益3.8倍を好感。
△桜島埠 <9353> [東証S]
自民と維新の政策協議スタートで思惑。
▼エレメンツ <5246> [東証G]
海外募集による新株発行価格755円に決定を嫌気。
▼東京製鉄 <5423> [東証P]
出荷数量想定下回り今期業績予想を下方修正。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)エムアップ <3661>、(2)ツガミ <6101>、(3)三井E&S <7003>、(4)イオン <8267>、(5)ボードルア <4413>、(6)太平洋工 <7250>、(7)日清食HD <2897>、(8)サカタタネ <1377>、(9)東洋証券 <8614>、(10)中国塗 <4617>。
値下がり率上位10傑は(1)リンクユーG <4446>、(2)オープンG <6572>、(3)東京製鉄 <5423>、(4)ヨシムラHD <2884>、(5)東北電 <9506>、(6)セレス <3696>、(7)Fスターズ <3687>、(8)マルマエ <6264>、(9)イーレックス <9517>、(10)Aクリエイト <8798>。
【大引け】
日経平均は前日比695.59円(1.44%)安の4万7582.15円。TOPIXは前日比32.98(1.03%)安の3170.44。出来高は概算で20億9347万株。東証プライムの値上がり銘柄数は433、値下がり銘柄数は1131となった。東証グロース250指数は709.16ポイント(21.23ポイント安)。
[2025年10月17日]
株探ニュース
2025/10/17 16:20
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