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<動意株・21日>(前引け)=エフテック、アストロHD、ザイン

配信日時:2025/01/21 11:33 配信元:MINKABU
 エフテック<7212.T>=V字リバウンド。昨年12月下旬に急動意をみせ、613円の高値をつけた後は急な調整を強いられたが、目先筋の売り物が切れ反騰している。ホンダ<7267.T>と日産自動車<7201.T>の経営統合に向けた協議が進められるなか、ホールディング会社設立に際し、ホンダ主導の構造改革が進むことが想定されている。そのなか、ホンダ系列で足回り部品を手掛け、業績も好調な同社は、課題となる電気自動車(EV)戦略の推進などでもキーカンパニーの1社となり得る。自動車業界再編の動きが顕在化するなか、自動車部品会社の共通項とはいえ低PBRが際立っていることもポイント。同社のPBRは会社解散価値の5分の1に相当する0.2倍弱と極めて割安圏に位置していることから、再評価余地が意識されているもようだ。  アストロスケールホールディングス<186A.T>=物色人気。同社は21日、英国の連結子会社が欧州宇宙機関(ESA)との間で、「CAT-IOD フェーズ A」の主契約者として契約を獲得したと発表し、材料視されたようだ。CAT-IOD フェーズ AはADR(既存デブリの除去サービス)ミッションの軌道上実証に関して、実現可能性を評価し、ミッション概念を成熟化させることを目指すプロジェクト。契約期間は26年4月期までで、受注金額は59万ユーロ(約9500万円)としている。  ザインエレクトロニクス<6769.T>=大幅続伸。20日取引終了後、24年12月期連結業績予想について純利益を1億1100万円から3億3900万円(前の期6900万円の赤字)へ上方修正すると発表。これを好感した買いが集まっている。コスト削減を進めたことや、円安進行に伴う為替差益の計上などが寄与。売上高は第4四半期に概ね想定通りの進捗になったとした上で、46億6800万円から46億1400万円(前の期比8.1%減)へ小幅に見直した。なお、配当予想に変更はない。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS

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