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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反落、EUがロシア産の液体天然ガスとアルミの段階的金融を検討
配信日時:2025/01/15 09:40
配信元:FISCO
*09:40JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反落、EUがロシア産の液体天然ガスとアルミの段階的金融を検討
【ブラジル】ボベスパ指数 119298.67 +0.25%
14日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比291.74 ポイント高(+0.25%)の119298.67で引けた。日中の取引レンジは118,222.64-119,451.01となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。自動車販売台数の増加など経済指標の改善が好感された。また、通貨レアル高の進行も支援材料となった。一方、原油価格の下落が指数の上値を抑えた。また、米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、慎重ムードも強まった。
【ロシア】MOEX指数 2859.51 -0.23%
14日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.60ポイント安(-0.23%)の2859.51となった。日中の取引レンジは2,828.41-2,881.79となった。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。欧州連合(EU)がロシア産の液体天然ガスとアルミの段階的金融を検討しているとの報道が嫌気された。また、米長期金利の上昇も警戒材料。一方、欧米株の上昇や米利下げ期待の再燃などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 76499.63 +0.22%
14日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反発。前日比169.62ポイント高(+0.22%)の76499.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同90.10ポイント高(+0.39%)の23176.05で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、インフレ率の鈍化が支援材料。12月の消費者物価指数(CPI)上昇率は5.22%となり、前月の5.48%と予想の5.30%を下回ったほか、4カ月ぶりの低水準を記録した。また、利下げ期待や景気対策への期待感なども引き続き好感された。
【中国本土】上海総合指数 3240.94 +2.54%
14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比80.19ポイント高(+2.54%)の3240.94ポイントと4日ぶりに反発した。今年1月2日以来の高値水準を回復している。
人民元安進行の警戒感がやや薄らぎ、投資家心理が上向いている。当局が人民元安をけん制するスタンスを強化する中、外国為替市場では対米ドルのオフショア人民元が元高に転じて推移している。また、外電が13日、トランプ次期米大統領の政権移行チームは公約に掲げる関税賦課に関し、段階的な導入を検討していると報道。公約では大統領就任後、10-20%の関税をかけるとしていただけに、経済の混乱が大きくならないとやや安心感が広がった。米金利の上昇や、米中の指標発表が懸念材料となり、朝方は上値が重かったものの、指数は上げ幅を徐々に拡大している。
<CS>
14日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比291.74 ポイント高(+0.25%)の119298.67で引けた。日中の取引レンジは118,222.64-119,451.01となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。自動車販売台数の増加など経済指標の改善が好感された。また、通貨レアル高の進行も支援材料となった。一方、原油価格の下落が指数の上値を抑えた。また、米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、慎重ムードも強まった。
【ロシア】MOEX指数 2859.51 -0.23%
14日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.60ポイント安(-0.23%)の2859.51となった。日中の取引レンジは2,828.41-2,881.79となった。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。欧州連合(EU)がロシア産の液体天然ガスとアルミの段階的金融を検討しているとの報道が嫌気された。また、米長期金利の上昇も警戒材料。一方、欧米株の上昇や米利下げ期待の再燃などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 76499.63 +0.22%
14日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反発。前日比169.62ポイント高(+0.22%)の76499.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同90.10ポイント高(+0.39%)の23176.05で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、インフレ率の鈍化が支援材料。12月の消費者物価指数(CPI)上昇率は5.22%となり、前月の5.48%と予想の5.30%を下回ったほか、4カ月ぶりの低水準を記録した。また、利下げ期待や景気対策への期待感なども引き続き好感された。
【中国本土】上海総合指数 3240.94 +2.54%
14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比80.19ポイント高(+2.54%)の3240.94ポイントと4日ぶりに反発した。今年1月2日以来の高値水準を回復している。
人民元安進行の警戒感がやや薄らぎ、投資家心理が上向いている。当局が人民元安をけん制するスタンスを強化する中、外国為替市場では対米ドルのオフショア人民元が元高に転じて推移している。また、外電が13日、トランプ次期米大統領の政権移行チームは公約に掲げる関税賦課に関し、段階的な導入を検討していると報道。公約では大統領就任後、10-20%の関税をかけるとしていただけに、経済の混乱が大きくならないとやや安心感が広がった。米金利の上昇や、米中の指標発表が懸念材料となり、朝方は上値が重かったものの、指数は上げ幅を徐々に拡大している。
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