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山田コンサル Research Memo(4):2025年3月期業績計画は期初予想を据え置くも上振れ余地あり
配信日時:2024/12/16 13:04
配信元:FISCO
*13:04JST 山田コンサル Research Memo(4):2025年3月期業績計画は期初予想を据え置くも上振れ余地あり
■山田コンサルティンググループ<4792>の今後の見通し
1. 2025年3月期の業績見通し
2025年3月期の業績計画は、売上高で前期比4.8%減の21,100百万円、営業利益で同1.8%増の3,730百万円、経常利益で同0.1%増の3,730百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同0.2%増の2,870百万円と期初計画を据え置いた。中間期までの進捗率は売上高で58.8%、営業利益で77.6%と高い進捗率となっているが、既述の通り中間期は投資利回りの良い投資株式の売却や大型M&A案件の成約があったためで、これらは期初計画に織り込み済みとなっているためだ。ただ、これら要因を除いても、経営コンサルティング事業やM&Aアドバイザリー事業の引き合いが活発であることから、期初計画を上回る可能性は高いと弊社では見ている。ただ、同社は計画上振れ分についてはその一部を社員に特別賞与として還元する方針としているため(前期は特別賞与8億円を支給)、大幅に超過することはなさそうだ。
(1) コンサルティング事業
2025年3月期のコンサルティング事業の業績予想は、売上高で前期比8.6%増の18,870百万円、営業利益で同6.3%減の2,770百万円を見込んでいる。中間期の進捗率は売上高で53.7%、営業利益で68.1%となっている。下期は大型M&A案件がなくなるものの、中期経営計画策定や人的資本・サステナビリティ経営、DX戦略など持続的成長に向けた経営コンサルティング事業やM&Aアドバイザリー事業のニーズは引き続き旺盛で、下期も収益は順調に推移することが見込まれる。
特に、M&Aアドバイザリー事業に関しては、M&Aで必要なマッチング能力と経営コンサルティング能力の両方を兼ね備えていることが強みとなっている。FA業務からM&A後のPMIや中期経営計画の策定及び実行支援に至るまでワンストップソリューションとして提供することで顧客獲得を進め、さらなる成長を目指していく。
(2) 投資事業
2025年3月期の投資事業の業績予想は、売上高で前期比53.7%減の2,230百万円、営業利益で同35.6%増の960百万円を見込んでいる。中間期までの進捗率は売上高で102.2%、営業利益で105.2%と通期計画を超過しているが、投資利回りの高い投資株式の売却があったためで、下期に新たな売却などがなければおおむね計画どおり推移するものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
1. 2025年3月期の業績見通し
2025年3月期の業績計画は、売上高で前期比4.8%減の21,100百万円、営業利益で同1.8%増の3,730百万円、経常利益で同0.1%増の3,730百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同0.2%増の2,870百万円と期初計画を据え置いた。中間期までの進捗率は売上高で58.8%、営業利益で77.6%と高い進捗率となっているが、既述の通り中間期は投資利回りの良い投資株式の売却や大型M&A案件の成約があったためで、これらは期初計画に織り込み済みとなっているためだ。ただ、これら要因を除いても、経営コンサルティング事業やM&Aアドバイザリー事業の引き合いが活発であることから、期初計画を上回る可能性は高いと弊社では見ている。ただ、同社は計画上振れ分についてはその一部を社員に特別賞与として還元する方針としているため(前期は特別賞与8億円を支給)、大幅に超過することはなさそうだ。
(1) コンサルティング事業
2025年3月期のコンサルティング事業の業績予想は、売上高で前期比8.6%増の18,870百万円、営業利益で同6.3%減の2,770百万円を見込んでいる。中間期の進捗率は売上高で53.7%、営業利益で68.1%となっている。下期は大型M&A案件がなくなるものの、中期経営計画策定や人的資本・サステナビリティ経営、DX戦略など持続的成長に向けた経営コンサルティング事業やM&Aアドバイザリー事業のニーズは引き続き旺盛で、下期も収益は順調に推移することが見込まれる。
特に、M&Aアドバイザリー事業に関しては、M&Aで必要なマッチング能力と経営コンサルティング能力の両方を兼ね備えていることが強みとなっている。FA業務からM&A後のPMIや中期経営計画の策定及び実行支援に至るまでワンストップソリューションとして提供することで顧客獲得を進め、さらなる成長を目指していく。
(2) 投資事業
2025年3月期の投資事業の業績予想は、売上高で前期比53.7%減の2,230百万円、営業利益で同35.6%増の960百万円を見込んでいる。中間期までの進捗率は売上高で102.2%、営業利益で105.2%と通期計画を超過しているが、投資利回りの高い投資株式の売却があったためで、下期に新たな売却などがなければおおむね計画どおり推移するものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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