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外為サマリー:株安などが影響し一時149円70銭台に押し戻される

配信日時:2024/12/06 15:15 配信元:MINKABU
 6日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=149円94銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭弱のドル高・円安となっている。  今晩に米11月雇用統計の発表を控えるなか、持ち高調整とみられるドル買い・円売りが先行した。また、政治的な混乱が続くフランスで数週間のうちに2025年度の予算が成立する可能性が高まり、これを手掛かりとしたユーロ買い・円売りが対ドルでの円売りにつながった面もあるようで、午前9時10分ごろには一時150円28銭まで上伸した。ただ、その後は日経平均株価の下落を受けたリスク回避的なドル売り・円買いが流入。日銀の中村豊明審議委員が5日午後の記者会見で「利上げに反対しているわけではない」と発言したことなどを背景に、日銀の12月会合での追加利上げ観測が依然としてくすぶっていることも重荷となった。午後0時10分すぎに149円77銭まで押し戻されたあとは下げ渋る動きとなったが、材料難で模様眺めムードが広がりやすく上値は重かった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0572ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=158円51銭前後と同75銭程度のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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