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パパネッツ Research Memo(5):売上高は前年同期比で大幅に増加、利益面は50%以上の伸びを記録(1)
配信日時:2024/12/06 11:05
配信元:FISCO
*11:05JST パパネッツ Research Memo(5):売上高は前年同期比で大幅に増加、利益面は50%以上の伸びを記録(1)
■パパネッツ<9388>の業績動向
1. 2025年2月期第2四半期の業績概要
同社の2025年2月期第2四半期の業績は、売上高が前年同期比21.4%増の2,662百万円となり、営業利益は同52.6%増の282百万円、経常利益は同50.4%増の282百万円、また中間純利益は同50.7%増の184百万円となった。売上高が前年同期比で大幅に増加し、営業利益、経常利益、中間純利益もそれぞれ50%以上の伸びを記録した。国内経済は、インバウンド需要の回復や雇用環境の改善により回復基調を示しているが、物価高騰の影響で個人消費は低調に推移している。同社の管理会社サポート事業では、新規顧客の増加により売上が堅調に推移し、インテリア・トータルサポート事業では、特注家具の大型案件が売上増に寄与した。
(1) 事業別売上高
2025年2月期第2四半期の事業別売上高を見ると、「管理会社サポート事業」は前年同期比25.9%増の2,040百万円となり、引き続き堅調な成長を示した。一方、「インテリア・トータルサポート事業」は前年同期比8.9%増の608百万円と、やや緩やかな増加となったものの、堅実な成績を保っている。「その他」の部門は前年同期比で4.0%減少し、売上高は14百万円で横ばいとなった。全体として、前年同期比で売上高は21.4%増加し、全事業が堅調なパフォーマンスを発揮している。
「管理会社サポート事業」では、マンスリーマンションサポートサービスのワンストップサービスが評価され、新規顧客からの設営および退去後清掃業務の受託件数が増加し、売上が堅調に推移している。また、建物定期巡回サービスでも、入居率向上を図る企業が増え、巡回棟数が増加している。一方、「インテリア・トータルサポート事業」では、ハウスメーカーや家具メーカーからの共同配送依頼が伸び悩むものの、新たな取引先への営業強化により対象地域が拡大し、売上がコロナ禍前の水準に回復した。さらに、インテリアフェアの運営や特注家具の大型案件が売上増に寄与している。
(2) 「建物定期巡回サービス」における対象物件数
2025年2月期第2四半期の建物定期巡回サービスにおける対象物件数を見ると、「賃貸住宅」は前年同期の17,487棟から17,285棟へ1.2%の減少が見られるものの、「レンタルコンテナ」は前年同期の1,667棟から2,572棟へ54.3%増加している。これにより、全体の対象物件数は前年同期の19,154棟から19,857棟となり、3.7%の増加を示している。
(3) サービス別売上高
2025年2月期第2四半期のサービス別売上高を見ると、「建物定期巡回サービス」は前年同期比10.6%増の382百万円、「レンタルコンテナ点検サービス」は同0.6%減の271百万円となっている。一方、「マンスリーマンションサポートサービス」は同88.0%増の1,212百万円と大幅に増加した。「全国ツーマン配達ネットワークサービス(パパネット)」は同1.2%増の332百万円となっている。全体として、主要サービスの売上が堅調に推移したことが確認できる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
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1. 2025年2月期第2四半期の業績概要
同社の2025年2月期第2四半期の業績は、売上高が前年同期比21.4%増の2,662百万円となり、営業利益は同52.6%増の282百万円、経常利益は同50.4%増の282百万円、また中間純利益は同50.7%増の184百万円となった。売上高が前年同期比で大幅に増加し、営業利益、経常利益、中間純利益もそれぞれ50%以上の伸びを記録した。国内経済は、インバウンド需要の回復や雇用環境の改善により回復基調を示しているが、物価高騰の影響で個人消費は低調に推移している。同社の管理会社サポート事業では、新規顧客の増加により売上が堅調に推移し、インテリア・トータルサポート事業では、特注家具の大型案件が売上増に寄与した。
(1) 事業別売上高
2025年2月期第2四半期の事業別売上高を見ると、「管理会社サポート事業」は前年同期比25.9%増の2,040百万円となり、引き続き堅調な成長を示した。一方、「インテリア・トータルサポート事業」は前年同期比8.9%増の608百万円と、やや緩やかな増加となったものの、堅実な成績を保っている。「その他」の部門は前年同期比で4.0%減少し、売上高は14百万円で横ばいとなった。全体として、前年同期比で売上高は21.4%増加し、全事業が堅調なパフォーマンスを発揮している。
「管理会社サポート事業」では、マンスリーマンションサポートサービスのワンストップサービスが評価され、新規顧客からの設営および退去後清掃業務の受託件数が増加し、売上が堅調に推移している。また、建物定期巡回サービスでも、入居率向上を図る企業が増え、巡回棟数が増加している。一方、「インテリア・トータルサポート事業」では、ハウスメーカーや家具メーカーからの共同配送依頼が伸び悩むものの、新たな取引先への営業強化により対象地域が拡大し、売上がコロナ禍前の水準に回復した。さらに、インテリアフェアの運営や特注家具の大型案件が売上増に寄与している。
(2) 「建物定期巡回サービス」における対象物件数
2025年2月期第2四半期の建物定期巡回サービスにおける対象物件数を見ると、「賃貸住宅」は前年同期の17,487棟から17,285棟へ1.2%の減少が見られるものの、「レンタルコンテナ」は前年同期の1,667棟から2,572棟へ54.3%増加している。これにより、全体の対象物件数は前年同期の19,154棟から19,857棟となり、3.7%の増加を示している。
(3) サービス別売上高
2025年2月期第2四半期のサービス別売上高を見ると、「建物定期巡回サービス」は前年同期比10.6%増の382百万円、「レンタルコンテナ点検サービス」は同0.6%減の271百万円となっている。一方、「マンスリーマンションサポートサービス」は同88.0%増の1,212百万円と大幅に増加した。「全国ツーマン配達ネットワークサービス(パパネット)」は同1.2%増の332百万円となっている。全体として、主要サービスの売上が堅調に推移したことが確認できる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
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