みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(大引け)=141円安と反落、円高進行を警戒し輸出関連株など安い
配信日時:2024/11/29 16:12
配信元:MINKABU
29日の東京株式市場で日経平均株価は反落。為替市場で円高が進行したことが嫌気され、輸出関連株などが安く一時3万8000円割れに下落した。
大引けの日経平均株価は前日比141円03銭安の3万8208円03銭。プライム市場の売買高概算は16億2460万株。売買代金概算は3兆5973億円となった。値上がり銘柄数は663と全体の約40%、値下がり銘柄数は931、変わらずは49銘柄だった。
前日の米株式市場は感謝祭で休場となり、やや手掛かり材料難だったが、円高の進行が警戒され、日経平均株価は反落してスタート。特に、朝方に発表された11月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、12月の日銀金融政策決定会合での利上げ思惑も強まるなか、一段と円高が進み一時1ドル=150円を割り込んだ。円高が警戒され、日経平均株価は午前9時50分過ぎに3万7986円まで売り込まれた。ただ、下値では値頃感も強まり、売り一巡後は3万8000円台に値を戻した。後場に入ってからは、週末で様子見姿勢も台頭するなか3万8200円前後での一進一退が続いた。半導体関連株が安く、自動車、機械といった輸出関連株が値を下げる一方、銀行や生損保など金融株が堅調だった。
個別銘柄では、ディスコ<6146.T>やレーザーテック<6920.T>、東京エレクトロン<8035.T>が安く、SCREENホールディングス<7735.T>やルネサスエレクトロニクス<6723.T>が値を下げた。三菱重工業<7011.T>や川崎重工業<7012.T>が軟調、トヨタ自動車<7203.T>や日産自動車<7201.T>、ホンダ<7267.T>が下落した。ファナック<6954.T>やキーエンス<6861.T>も売られた。三菱商事<8058.T>や商船三井<9104.T>、セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>も軟調だった。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が高く、第一生命ホールディングス<8750.T>やSOMPOホールディングス<8630.T>が値を上げた。ニトリホールディングス<9843.T>やサンリオ<8136.T>が高く、リクルートホールディングス<6098.T>や東京ガス<9531.T>、古河電気工業<5801.T>が買われた。
出所:MINKABU PRESS
Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況