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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、インフレ率の加速が圧迫材料
配信日時:2024/11/14 10:14
配信元:FISCO
*10:14JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、インフレ率の加速が圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 127733.88 +0.03%
13日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.03%(35.56ポイント)高の127733.88で引けた。日中の取引レンジは126,869.37-128,099.89となった。
中盤は下値を模索する展開もあったが、その後は買い戻された。経済指標の改善が好感された。9月のIBGEサービス部門売上高の増加率(前年同月比)は前月の1.9%(改定値)から4.0%に改善し、予想の3.4%を上回った。また、米追加の利下げ期待の高まりも、外資の流出懸念を後退させた。一方、指数の上値は重い。インフレ率の加速懸念などが引き続き指数の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 2763.99 +0.26%
13日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.26%(7.23ポイント)高の2763.99となった。日中の取引レンジは2740.17-2771.67となった。
売りが先行した後は買い戻され、その後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの買い手掛かり。また、成長率の上振れも好感された。7-9月期の国内総生産(GDP、速報)は3.1%となり、前期の4.1%を下回ったものの、予想の3.0%を上回った。一方、指数の上値は重い。インフレ率の加速などが指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 77690.95 -1.25%
13日のインドSENSEX指数は続落。前日比984.23ポイント安(-1.25%)の77690.95、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同324.40ポイント安(-1.36%)の23559.05で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の加速が圧迫材料。10月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前月の5.49%から6.21%に上昇し、予想の5.90%を上回った。また、外国人投資家(FII)の売り継続も指数の足かせに。FIIはこの日まで31日連続の売り越しとなった。ほかに、昨夜の欧米市場の下落を受け、インド株も売りが先行した。
【中国本土】上海総合指数 3439.28 +0.51%
13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.31ポイント高(+0.51%)の3439.28ポイントと反発した。
中国の追加経済対策に対する期待感が相場を支える流れ。米国の対中圧力強化が中国経済に悪影響を及ぼすと危惧される中、市場では、中国当局が金融緩和や産業支援、消費刺激などを更に強めるとの観測が広がっている。次期トランプ政権の人事を巡っては、国務長官に対中強硬派のマルコ・ルビオ上院議員を指名する見通しと伝わったほか、重要ポストに対中強硬派で知られる議員らの名前が相次ぎ挙げられた。また、13日の外国為替市場で、対米ドルの人民元安が一服したことも買い安心感につながっている。指数は安く推移していたが、引けにかけてプラスに転じた。
<AK>
13日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.03%(35.56ポイント)高の127733.88で引けた。日中の取引レンジは126,869.37-128,099.89となった。
中盤は下値を模索する展開もあったが、その後は買い戻された。経済指標の改善が好感された。9月のIBGEサービス部門売上高の増加率(前年同月比)は前月の1.9%(改定値)から4.0%に改善し、予想の3.4%を上回った。また、米追加の利下げ期待の高まりも、外資の流出懸念を後退させた。一方、指数の上値は重い。インフレ率の加速懸念などが引き続き指数の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 2763.99 +0.26%
13日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.26%(7.23ポイント)高の2763.99となった。日中の取引レンジは2740.17-2771.67となった。
売りが先行した後は買い戻され、その後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの買い手掛かり。また、成長率の上振れも好感された。7-9月期の国内総生産(GDP、速報)は3.1%となり、前期の4.1%を下回ったものの、予想の3.0%を上回った。一方、指数の上値は重い。インフレ率の加速などが指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 77690.95 -1.25%
13日のインドSENSEX指数は続落。前日比984.23ポイント安(-1.25%)の77690.95、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同324.40ポイント安(-1.36%)の23559.05で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の加速が圧迫材料。10月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前月の5.49%から6.21%に上昇し、予想の5.90%を上回った。また、外国人投資家(FII)の売り継続も指数の足かせに。FIIはこの日まで31日連続の売り越しとなった。ほかに、昨夜の欧米市場の下落を受け、インド株も売りが先行した。
【中国本土】上海総合指数 3439.28 +0.51%
13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.31ポイント高(+0.51%)の3439.28ポイントと反発した。
中国の追加経済対策に対する期待感が相場を支える流れ。米国の対中圧力強化が中国経済に悪影響を及ぼすと危惧される中、市場では、中国当局が金融緩和や産業支援、消費刺激などを更に強めるとの観測が広がっている。次期トランプ政権の人事を巡っては、国務長官に対中強硬派のマルコ・ルビオ上院議員を指名する見通しと伝わったほか、重要ポストに対中強硬派で知られる議員らの名前が相次ぎ挙げられた。また、13日の外国為替市場で、対米ドルの人民元安が一服したことも買い安心感につながっている。指数は安く推移していたが、引けにかけてプラスに転じた。
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