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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は5日続落、上場企業の業績伸びの鈍化観測も嫌気
配信日時:2024/10/28 10:00
配信元:FISCO
*10:00JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は5日続落、上場企業の業績伸びの鈍化観測も嫌気
【ブラジル】ボベスパ指数 129893.30 -0.13%
25日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比173.65ポイント安(-0.13%)の129893.30で引けた。日中の取引レンジは129805.95-130529.22となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。弱い経済指標が指数の足かせに。10月のFGV消費者信頼感指数は前月の93.7から93.0に低下した。また、通貨レアル安の進行も圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正や原油価格の上昇がサポート材料となった。2024年7-9月期と10-12月期の成長予想は、それぞれ前回調査の3.3%、2.8%から3.4%、3.0%に上方修正された。
【ロシア】MOEX指数 2660.36 -2.14%
25日のロシア株式市場は大幅に4日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比58.06ポイント安(-2.14%)の2660.36ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,657.31-2,751.23となった。
前半はプラス圏で推移したが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ほぼ全面安の展開。予想以上の利上げが嫌気され、幅広い銘柄に売りが広がった。ロシア中央銀行は25日、政策金利を年19.00%から21.00%に引き上げると決定。これは予想の20.00%を上回った。一方、原油価格の上昇が中国当局の株式市場の支援策などがサポート材料となった。
【インド】SENSEX指数 79402.29 -0.83%
25日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比662.87ポイント安(-0.83%)の79402.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同218.60ポイント安(-0.90%)の24180.80で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで20日連続の売り越しとなった。また、上場企業の業績伸びの鈍化観測も嫌気された。7-9月期の上場企業の増収率予想は5-7%となり、予想通りなら4年ぶりの低水準となる。
【中国本土】上海総合指数 3299.70 +0.59%
25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.44ポイント高(+0.59%)の3299.70ポイントと反発した。
人民元安の一服が好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は25日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を4日ぶりに元高方向へと設定した。上海外国為替市場でもオンショア人民元が上昇している。ただ、上値は限定的。本土・香港マーケットで1-9月期決算の発表がスタートする中、企業業績を見極めたいとするスタンスが積極的な売買を手控えさせている。
<CS>
25日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比173.65ポイント安(-0.13%)の129893.30で引けた。日中の取引レンジは129805.95-130529.22となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。弱い経済指標が指数の足かせに。10月のFGV消費者信頼感指数は前月の93.7から93.0に低下した。また、通貨レアル安の進行も圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正や原油価格の上昇がサポート材料となった。2024年7-9月期と10-12月期の成長予想は、それぞれ前回調査の3.3%、2.8%から3.4%、3.0%に上方修正された。
【ロシア】MOEX指数 2660.36 -2.14%
25日のロシア株式市場は大幅に4日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比58.06ポイント安(-2.14%)の2660.36ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,657.31-2,751.23となった。
前半はプラス圏で推移したが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ほぼ全面安の展開。予想以上の利上げが嫌気され、幅広い銘柄に売りが広がった。ロシア中央銀行は25日、政策金利を年19.00%から21.00%に引き上げると決定。これは予想の20.00%を上回った。一方、原油価格の上昇が中国当局の株式市場の支援策などがサポート材料となった。
【インド】SENSEX指数 79402.29 -0.83%
25日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比662.87ポイント安(-0.83%)の79402.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同218.60ポイント安(-0.90%)の24180.80で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで20日連続の売り越しとなった。また、上場企業の業績伸びの鈍化観測も嫌気された。7-9月期の上場企業の増収率予想は5-7%となり、予想通りなら4年ぶりの低水準となる。
【中国本土】上海総合指数 3299.70 +0.59%
25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.44ポイント高(+0.59%)の3299.70ポイントと反発した。
人民元安の一服が好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は25日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を4日ぶりに元高方向へと設定した。上海外国為替市場でもオンショア人民元が上昇している。ただ、上値は限定的。本土・香港マーケットで1-9月期決算の発表がスタートする中、企業業績を見極めたいとするスタンスが積極的な売買を手控えさせている。
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