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前場に注目すべき3つのポイント~3連休を控え次第にこう着が強まる相場展開に~
配信日時:2024/10/11 08:48
配信元:FISCO
*08:48JST 前場に注目すべき3つのポイント~3連休を控え次第にこう着が強まる相場展開に~
11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■3連休を控え次第にこう着が強まる相場展開に
■ファーストリテ、24/8営業利益 31.4%増 5009億円、25/8予想 5.8%増 5300億円
■前場の注目材料:東海理化、スマート金型外販、寸法変化を自動調整
■3連休を控え次第にこう着が強まる相場展開に
11日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、3連休を控え次第にこう着が強まる相場展開になりそうだ。10日の米国市場はNYダウが57ドル安、ナスダックは9ポイント安だった。米消費者物価指数(CPI)が予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が後退した。また、大型ハリケーンの影響によって、週次新規失業保険申請件数が大幅増加したことも、景気見通し悪化につながった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の39370円。円相場は1ドル148円60銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買いが先行することになりそうだ。米国では雇用指標を受けて利益確定の売りが優勢となったが、NYダウ、S&P500指数は前日に最高値を更新していたこともあり、売りが出やすい面はあっただろう。また、米国においても3連休を控えていることで、持ち高調整の動きに向かいやすいところである。そのため、米国市場の下落の影響は限られそうだ。
一方で、エヌビディアやマイクロン・テクノロジーなど半導体株の一角が買われており、アドバンテスト<6857>や東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均株価を下支えすることが見込まれる。また、ファーストリテ<9983>が前日の大引け後に発表した決算についてはコンセンサスを上回る内容だったことも支援材料になる可能性はあるだろう。
もっとも、3連休前で積極的な売買は手控えられやすく、リバランスが中心になりやすい。連休中の中東情勢の行方についても気掛かりであり、連休を跨いでのポジションは取りづらいところである。そのため、短期的な値幅取り狙いの売買にとどまりそうである。物色としては値がさハイテク株の動向のほか、決算など個別に材料のある銘柄に資金が向かいやすいと考えられる。
なお、昨夕に決算を発表したところでは、ファーストリテのほか、UNEXT<9418>、アークコア<3384>、オオバ<9765>、ココナラ<4176>、ダイコー通産<7673>、チヨダ<8185>、大黒天<2791>、コシダカHD<2157>、竹内製作<6432>、ドーン<2303>、コジマ<7513>などが注目される。
■ファーストリテ、24/8営業利益 31.4%増 5009億円、25/8予想 5.8%増 5300億円
ファーストリテ<9983>が発表した2024年8月期業績は、売上収益が前期比12.2%増の3兆1038億3600万円、営業利益は同31.4%増の5009億400万円だった。国内ユニクロ事業の売上収益は9322億円(前期比4.7%増)、営業利益が1558億円(32.2%増)と、増収、大幅な増益を達成し、過去最高の業績となった。2025年8月期業績は、売上収益が前期比9.5%増の3兆4000億円、営業利益は同5.8%増の5300億円を計画。コンセンサスを上回る。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(39380.89、+102.93)
・シカゴ日経先物は上昇(39370、大阪比+60)
・米原油先物は上昇(75.85、+2.61)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・東海理化<6995>スマート金型外販、寸法変化を自動調整
・ヨコオ<6800>スマート衣料向けコネクター参入、第1弾を試作
・NTT<9432>NTTコム、27年度のIoT売上高2500億円、ドコモと統合プロ進展
・日本製紙<3863>執行役員・高橋孝一郎氏、未経験分野、本部長と懇談
・三菱自<7211>三菱商事などと4社で新サービス、電動車充電を最適制御
・丸紅<8002>AI開発支援に出資、ソフト拡販後押し
・オムロン<6645>偽通販サイト、アンビーも、消費者庁、注意呼びかけ
・マツダ<7261>デジタルマーケ本格導入、顧客接点を強化
・三菱自<7211>「アウトランダー」PHV大幅改良、31日発売
・ヤマハ<7951>車載オーディオ、三菱自動車の「アウトランダー」PHVに採用
・NTT<9432>NTTコム、XRグラスに5G通信、設備保守など遠隔支援
・カシオ計算機<6952>AIペットロボ、育て方で個性400万通り
・Jパワー<9513>UBE三菱セメントなどとマレー半島沖で事業調査、30年度めどCO2貯留
・東邦ガス<9533>バイオ炭新興を支援、愛知・豊橋に量産プラント開設
・三井不動産<8801>篠塚寛之執行役員「物流施設を充実」
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 9月マネーストックM3(8月:前年比+0.9%)
<海外>
・特になし <ST>
■3連休を控え次第にこう着が強まる相場展開に
■ファーストリテ、24/8営業利益 31.4%増 5009億円、25/8予想 5.8%増 5300億円
■前場の注目材料:東海理化、スマート金型外販、寸法変化を自動調整
■3連休を控え次第にこう着が強まる相場展開に
11日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、3連休を控え次第にこう着が強まる相場展開になりそうだ。10日の米国市場はNYダウが57ドル安、ナスダックは9ポイント安だった。米消費者物価指数(CPI)が予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が後退した。また、大型ハリケーンの影響によって、週次新規失業保険申請件数が大幅増加したことも、景気見通し悪化につながった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の39370円。円相場は1ドル148円60銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買いが先行することになりそうだ。米国では雇用指標を受けて利益確定の売りが優勢となったが、NYダウ、S&P500指数は前日に最高値を更新していたこともあり、売りが出やすい面はあっただろう。また、米国においても3連休を控えていることで、持ち高調整の動きに向かいやすいところである。そのため、米国市場の下落の影響は限られそうだ。
一方で、エヌビディアやマイクロン・テクノロジーなど半導体株の一角が買われており、アドバンテスト<6857>や東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均株価を下支えすることが見込まれる。また、ファーストリテ<9983>が前日の大引け後に発表した決算についてはコンセンサスを上回る内容だったことも支援材料になる可能性はあるだろう。
もっとも、3連休前で積極的な売買は手控えられやすく、リバランスが中心になりやすい。連休中の中東情勢の行方についても気掛かりであり、連休を跨いでのポジションは取りづらいところである。そのため、短期的な値幅取り狙いの売買にとどまりそうである。物色としては値がさハイテク株の動向のほか、決算など個別に材料のある銘柄に資金が向かいやすいと考えられる。
なお、昨夕に決算を発表したところでは、ファーストリテのほか、UNEXT<9418>、アークコア<3384>、オオバ<9765>、ココナラ<4176>、ダイコー通産<7673>、チヨダ<8185>、大黒天<2791>、コシダカHD<2157>、竹内製作<6432>、ドーン<2303>、コジマ<7513>などが注目される。
■ファーストリテ、24/8営業利益 31.4%増 5009億円、25/8予想 5.8%増 5300億円
ファーストリテ<9983>が発表した2024年8月期業績は、売上収益が前期比12.2%増の3兆1038億3600万円、営業利益は同31.4%増の5009億400万円だった。国内ユニクロ事業の売上収益は9322億円(前期比4.7%増)、営業利益が1558億円(32.2%増)と、増収、大幅な増益を達成し、過去最高の業績となった。2025年8月期業績は、売上収益が前期比9.5%増の3兆4000億円、営業利益は同5.8%増の5300億円を計画。コンセンサスを上回る。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(39380.89、+102.93)
・シカゴ日経先物は上昇(39370、大阪比+60)
・米原油先物は上昇(75.85、+2.61)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・東海理化<6995>スマート金型外販、寸法変化を自動調整
・ヨコオ<6800>スマート衣料向けコネクター参入、第1弾を試作
・NTT<9432>NTTコム、27年度のIoT売上高2500億円、ドコモと統合プロ進展
・日本製紙<3863>執行役員・高橋孝一郎氏、未経験分野、本部長と懇談
・三菱自<7211>三菱商事などと4社で新サービス、電動車充電を最適制御
・丸紅<8002>AI開発支援に出資、ソフト拡販後押し
・オムロン<6645>偽通販サイト、アンビーも、消費者庁、注意呼びかけ
・マツダ<7261>デジタルマーケ本格導入、顧客接点を強化
・三菱自<7211>「アウトランダー」PHV大幅改良、31日発売
・ヤマハ<7951>車載オーディオ、三菱自動車の「アウトランダー」PHVに採用
・NTT<9432>NTTコム、XRグラスに5G通信、設備保守など遠隔支援
・カシオ計算機<6952>AIペットロボ、育て方で個性400万通り
・Jパワー<9513>UBE三菱セメントなどとマレー半島沖で事業調査、30年度めどCO2貯留
・東邦ガス<9533>バイオ炭新興を支援、愛知・豊橋に量産プラント開設
・三井不動産<8801>篠塚寛之執行役員「物流施設を充実」
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 9月マネーストックM3(8月:前年比+0.9%)
<海外>
・特になし <ST>
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