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米外為市場サマリー:良好な米経済指標を受け一時143円70銭台に上伸

配信日時:2024/09/20 07:54 配信元:MINKABU
 19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円63銭前後と前日に比べて35銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=159円20銭前後と同1円00銭程度のユーロ高・円安だった。  18日に米連邦準備理事会(FRB)が大幅利下げを決め、後手に回らないとの決意を示したことで、米経済がソフトランディング(軟着陸)するとの期待感からドル買い・円売りが先行した。また、この日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数が21万9000件と前の週から減少したことや、9月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数が1.7と前月のマイナス7.0から改善したこともドルの支援材料となり、ドル円相場は一時143円70銭台に上伸した。ただ、20日に公表される日銀金融政策決定会合の結果や植田和男総裁の記者会見を見極めたいとして買い一巡後は伸び悩み。英イングランド銀行(中央銀行)が19日に政策金利の据え置きを発表したことを受け、対ポンドでドルが売られた流れが対ユーロや対円に波及したことも重荷となった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1162ドル前後と前日に比べて0.0040ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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