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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、原油価格の上昇が資源セクターの支援材料
配信日時:2024/09/10 09:39
配信元:FISCO
*09:39JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、原油価格の上昇が資源セクターの支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 134737.21 +0.12%
9日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比164.76ポイント高(+0.12%)の134737.21で引けた。日中の取引レンジは134399.45-135249.97となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が再び高まっていることも好感された。ほかに、通貨レアル高の進行や欧米株高などがブラジル株のサポート材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2703.17 +3.04%
9日のロシア株式市場は大幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比79.80ポイント高(+3.04%)の2703.17ポイントで引けた。日中の取引レンジは2642.31-2703.58となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格が反発したことが好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。また、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が再び高まっていることも好感された。ほかに、国内の利上げ懸念がやや緩和されていることが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 81559.54 +0.46%
9日のインドSENSEX指数は小反発。前日比375.61ポイント高(+0.46%)の81559.54、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同84.25ポイント高(+0.34%)の24936.40で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、その後も上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、食品インフレ率の鈍化なども好感された。ほかに、外国人投資家(FII)が買い越しに転じたことが指数をサポートした。FIIはこの日、3日ぶりの買い戻しとなった。
【中国本土】上海総合指数 2736.49 -1.06%
週明け9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比29.32ポイント安(-1.06%)の2736.49ポイントと続落した。2月5日以来、約7カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。寄り付き直後に公表された8月の中国物価統計の結果を受け、デフレや企業活動縮小が改めて懸念された。消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比0.6%にとどまり、市場予想(0.7%)を下回っている。生産者物価指数(PPI)はマイナス1.8%となり、予想(マイナス1.5%)以上に低下した。これまでに発表された中国経済統計は、弱い内容が目立っている。資源相場の下落も逆風。6日のWTI原油先物は2.1%安で5日続落し、一時、昨年6月以来の安値を付けている。ロンドン金属取引所(LME)では、主要産品の先物価格が軟調に推移し、金相場は反落した。
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9日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比164.76ポイント高(+0.12%)の134737.21で引けた。日中の取引レンジは134399.45-135249.97となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が再び高まっていることも好感された。ほかに、通貨レアル高の進行や欧米株高などがブラジル株のサポート材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2703.17 +3.04%
9日のロシア株式市場は大幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比79.80ポイント高(+3.04%)の2703.17ポイントで引けた。日中の取引レンジは2642.31-2703.58となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格が反発したことが好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。また、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が再び高まっていることも好感された。ほかに、国内の利上げ懸念がやや緩和されていることが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 81559.54 +0.46%
9日のインドSENSEX指数は小反発。前日比375.61ポイント高(+0.46%)の81559.54、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同84.25ポイント高(+0.34%)の24936.40で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、その後も上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、食品インフレ率の鈍化なども好感された。ほかに、外国人投資家(FII)が買い越しに転じたことが指数をサポートした。FIIはこの日、3日ぶりの買い戻しとなった。
【中国本土】上海総合指数 2736.49 -1.06%
週明け9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比29.32ポイント安(-1.06%)の2736.49ポイントと続落した。2月5日以来、約7カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。寄り付き直後に公表された8月の中国物価統計の結果を受け、デフレや企業活動縮小が改めて懸念された。消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比0.6%にとどまり、市場予想(0.7%)を下回っている。生産者物価指数(PPI)はマイナス1.8%となり、予想(マイナス1.5%)以上に低下した。これまでに発表された中国経済統計は、弱い内容が目立っている。資源相場の下落も逆風。6日のWTI原油先物は2.1%安で5日続落し、一時、昨年6月以来の安値を付けている。ロンドン金属取引所(LME)では、主要産品の先物価格が軟調に推移し、金相場は反落した。
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