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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、指標発表前に買いが手控えられる流れ
配信日時:2024/09/09 09:59
配信元:FISCO
*09:59JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、指標発表前に買いが手控えられる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 134572.45 +1.41%
6日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1930.03ポイント高(+1.41%)の134572.45で引けた。日中の取引レンジは134476.19-136653.00となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株の下落が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、米中景気の先行き不安も懸念材料。ほかに、通貨レアル安の進行やインフレ率の加速などがブラジル株の圧迫材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2623.37 +0.07%
6日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.75ポイント高(+0.07%)の2623.37ポイントで引けた。日中の取引レンジは2604.67-2648.38となった。
売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。最近の下落で値ごろ感が強まったほか、インフレ率の鈍化が引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料となった。また、欧米市場の下落も指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 81183.93 -1.24%
6日のインドSENSEX指数は続落。前日比1017.23ポイント安(-1.24%)の81183.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同292.95ポイント安(-1.17%)の24852.15で取引を終えた。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外株の下落を受け、インド株にも売りが広がった。また、外国人投資家(FII)の売り越しも指数の足かせに。FIIはこの日まで2日連続の売り越しとなった。ほかに、米中景気の先行き不安が引き続き圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 2765.81 -0.81%
6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.50ポイント安(-0.81%)の2765.81ポイントと反落した。
指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国では来週、8月の各種経済統計が集中して発表されるため(9日に物価、10日に貿易、14日に小売売上高や鉱工業生産など、15日までに金融)、様子見ムードも漂った。また、中国の景気懸念がくすぶっていることなども改めて重しとなっている。ただ、下値は限定的。中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンスが期待されている。人民銀・貨幣政策司の鄒瀾・司長は5日の記者会見で、預金・貸出金利のさらなる引き下げには一定の制約があるとしながらも、預金準備率の引き下げ余地はあるとの見解を示した。
<CS>
6日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1930.03ポイント高(+1.41%)の134572.45で引けた。日中の取引レンジは134476.19-136653.00となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株の下落が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、米中景気の先行き不安も懸念材料。ほかに、通貨レアル安の進行やインフレ率の加速などがブラジル株の圧迫材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2623.37 +0.07%
6日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.75ポイント高(+0.07%)の2623.37ポイントで引けた。日中の取引レンジは2604.67-2648.38となった。
売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。最近の下落で値ごろ感が強まったほか、インフレ率の鈍化が引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料となった。また、欧米市場の下落も指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 81183.93 -1.24%
6日のインドSENSEX指数は続落。前日比1017.23ポイント安(-1.24%)の81183.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同292.95ポイント安(-1.17%)の24852.15で取引を終えた。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外株の下落を受け、インド株にも売りが広がった。また、外国人投資家(FII)の売り越しも指数の足かせに。FIIはこの日まで2日連続の売り越しとなった。ほかに、米中景気の先行き不安が引き続き圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 2765.81 -0.81%
6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.50ポイント安(-0.81%)の2765.81ポイントと反落した。
指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国では来週、8月の各種経済統計が集中して発表されるため(9日に物価、10日に貿易、14日に小売売上高や鉱工業生産など、15日までに金融)、様子見ムードも漂った。また、中国の景気懸念がくすぶっていることなども改めて重しとなっている。ただ、下値は限定的。中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンスが期待されている。人民銀・貨幣政策司の鄒瀾・司長は5日の記者会見で、預金・貸出金利のさらなる引き下げには一定の制約があるとしながらも、預金準備率の引き下げ余地はあるとの見解を示した。
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