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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反発、経済指標の改善も好感
配信日時:2024/09/05 09:54
配信元:FISCO
*09:54JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反発、経済指標の改善も好感
【ブラジル】ボベスパ指数 136110.73 +1.31%
4日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1757.25ポイント高(+1.31%)の136110.73で引けた。日中の取引レンジは134359.01-136838.27となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。4-6月期の国内総生産(GDP)が予想以上に伸びたことが改めて好感された。また、連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しも優勢。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。一方、米中景気の先行き不透明感などが指数の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 2605.15 +3.20%
4日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比80.77ポイント高(+3.20%)の2605.15ポイントで引けた。日中の取引レンジは2534.21-2605.15となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、経済指標の改善も好感された。8月のS&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)は52.1となり、前月の51.9を上回った。ほかに、ルーブル安の進行が輸出銘柄の物色手掛かりとなった。
【インド】SENSEX指数 82352.64 -0.25%
4日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比202.80ポイント安(-0.25%)の82352.64、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同81.15ポイント安(-0.32%)の25198.70で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させた。前日の欧米株安やこの日のアジア市場がおおむね軟調な値動きを示していたことを受け、インド株も売り圧力が強まった。また、米経済のハードランディング(硬着陸)懸念がやや高まっていることも警戒された。
【中国本土】上海総合指数 2784.28 -0.67%
4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比18.70ポイント安(-0.67%)の2784.28ポイントと3日続落した。2月5日以来、約7カ月ぶりの安値水準を切り下げている。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国の景気懸念がくすぶっているほか、中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収がマイナス材料だ。人民銀が4日に実施したリバースレポを通じた資金供給は7億人民元にとどまり、満期分との差し引きで2766億人民元の吸収超。人民銀は今週、連日で資金吸収している。商品市況安も逆風。昨夜のWTI原油先物は4.4%安と続落し、今年1月以来の安値を付けている。金先物価格も続落した。ほか、4日の上海期貨交易所(上海商品先物取引所)では、アルミ先物など主要産品が安く推移している。
<CS>
4日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1757.25ポイント高(+1.31%)の136110.73で引けた。日中の取引レンジは134359.01-136838.27となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。4-6月期の国内総生産(GDP)が予想以上に伸びたことが改めて好感された。また、連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しも優勢。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。一方、米中景気の先行き不透明感などが指数の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 2605.15 +3.20%
4日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比80.77ポイント高(+3.20%)の2605.15ポイントで引けた。日中の取引レンジは2534.21-2605.15となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、経済指標の改善も好感された。8月のS&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)は52.1となり、前月の51.9を上回った。ほかに、ルーブル安の進行が輸出銘柄の物色手掛かりとなった。
【インド】SENSEX指数 82352.64 -0.25%
4日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比202.80ポイント安(-0.25%)の82352.64、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同81.15ポイント安(-0.32%)の25198.70で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させた。前日の欧米株安やこの日のアジア市場がおおむね軟調な値動きを示していたことを受け、インド株も売り圧力が強まった。また、米経済のハードランディング(硬着陸)懸念がやや高まっていることも警戒された。
【中国本土】上海総合指数 2784.28 -0.67%
4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比18.70ポイント安(-0.67%)の2784.28ポイントと3日続落した。2月5日以来、約7カ月ぶりの安値水準を切り下げている。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国の景気懸念がくすぶっているほか、中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収がマイナス材料だ。人民銀が4日に実施したリバースレポを通じた資金供給は7億人民元にとどまり、満期分との差し引きで2766億人民元の吸収超。人民銀は今週、連日で資金吸収している。商品市況安も逆風。昨夜のWTI原油先物は4.4%安と続落し、今年1月以来の安値を付けている。金先物価格も続落した。ほか、4日の上海期貨交易所(上海商品先物取引所)では、アルミ先物など主要産品が安く推移している。
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