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外為サマリー:154円30銭台で推移、財務相の円安牽制発言への反応限定的

配信日時:2024/04/16 10:18 配信元:MINKABU
 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=154円30銭前後と前日の午後5時時点に比べて40銭程度のドル高・円安となっている。  15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円28銭前後と前週末に比べて1円05銭程度のドル高・円安で取引を終えた。3月の米小売売上高が市場予想を上回り、これを受けた米長期金利の上昇がドルの支援材料となるかたちで一時154円45銭まで上伸した。  日米金利差の拡大が意識されるなか、この日の東京市場もドル買い・円売りが優勢となっている。鈴木俊一財務相は朝方に為替動向に対して「必要に応じて万全の態勢、対応をしっかりやっていきたい」と述べたが、相場への影響は限定的。中東情勢の緊迫化で流動性の高いドルには有事買いの需要もあり、ドル円相場は午前9時50分ごろには154円36銭をつける場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0618ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=163円83銭前後と同20銭弱のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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