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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり
配信日時:2024/04/11 09:36
配信元:FISCO
*09:36JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 128053.74 -1.41%
10日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1836.63ポイント安(-1.41%)の128053.74で引けた。日中の取引レンジは127731.77-129871.64となった。
売りが先行した後下げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げ期待の大幅後退が警戒され、外資の流出懸念から売りが広がった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料。ほかに、2月の小売売上高などが翌11日に発表される予定となり、慎重ムードが強まった。一方、資源セクターは逆行高。原油価格の上昇が支援材料となったもようだ。
【ロシア】MOEX指数 3439.11 +0.73%
10日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比24.85ポイント高(+0.73%)の3439.11ポイントで引けた。日中の取引レンジは3405.46-3440.03となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり。また、中国当局が景気対策を強化していることも対中輸出の拡大期待を高めた。一方、指数の上値は重い。米利下げ時期の先送り観測などが外資の流出懸念を高めた。
【インド】SENSEX指数 75038.15 +0.47%
10日のインドSENSEX指数は強含み。前日比354.45ポイント高(+0.47%)の75038.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同111.05ポイント高(+0.49%)の22753.80で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料。FIIはこの日まで2日連続の買い越しとなった。また、2023年度の電気自動車(EV)の販売が各部門で伸びているとの報告が関連セクターの物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3027.34 -0.70
10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比21.20ポイント安(-0.70%)の3027.34ポイントと反落した。
投資家心理が冷やされる流れ。香港メディアが10日伝えたところによると、格付け会社フィッチ・レーティングスは9日、中国の信用格付け見通しを「安定的(ステーブル)」から「弱含み(ネガティブ)」に引き下げた。指標発表も気がかり材料。中国ではあす11日に3月の物価統計、12日に同月の貿易統計が公表される予定だ。直近で報告された景況感指標は、中国経済の持ち直しを示す内容だったが、物価統計でデフレ改善の兆しがみられるかが焦点となる。
<CS>
10日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1836.63ポイント安(-1.41%)の128053.74で引けた。日中の取引レンジは127731.77-129871.64となった。
売りが先行した後下げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げ期待の大幅後退が警戒され、外資の流出懸念から売りが広がった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料。ほかに、2月の小売売上高などが翌11日に発表される予定となり、慎重ムードが強まった。一方、資源セクターは逆行高。原油価格の上昇が支援材料となったもようだ。
【ロシア】MOEX指数 3439.11 +0.73%
10日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比24.85ポイント高(+0.73%)の3439.11ポイントで引けた。日中の取引レンジは3405.46-3440.03となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり。また、中国当局が景気対策を強化していることも対中輸出の拡大期待を高めた。一方、指数の上値は重い。米利下げ時期の先送り観測などが外資の流出懸念を高めた。
【インド】SENSEX指数 75038.15 +0.47%
10日のインドSENSEX指数は強含み。前日比354.45ポイント高(+0.47%)の75038.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同111.05ポイント高(+0.49%)の22753.80で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料。FIIはこの日まで2日連続の買い越しとなった。また、2023年度の電気自動車(EV)の販売が各部門で伸びているとの報告が関連セクターの物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3027.34 -0.70
10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比21.20ポイント安(-0.70%)の3027.34ポイントと反落した。
投資家心理が冷やされる流れ。香港メディアが10日伝えたところによると、格付け会社フィッチ・レーティングスは9日、中国の信用格付け見通しを「安定的(ステーブル)」から「弱含み(ネガティブ)」に引き下げた。指標発表も気がかり材料。中国ではあす11日に3月の物価統計、12日に同月の貿易統計が公表される予定だ。直近で報告された景況感指標は、中国経済の持ち直しを示す内容だったが、物価統計でデフレ改善の兆しがみられるかが焦点となる。
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